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成蹊小学校の子どもたちが若桃のシロップ漬けを作りました

6月18日、5年生の子どもたちが、こみち科(*1)の授業で摘果(*2)した若桃を使ってシロップ漬けを作りました。

はじめに先生から果樹の摘果作業の目的とシロップ漬けの作り方の説明を受けると、さっそく実践です!
子どもたちは各班に分かれ、使用する調理器具を出したり、若桃のうぶ毛をとる作業を始めたりと、それぞれ役割を決め手際よく進めます。
そのあとも大事な工程は班のみんなが携われるよう順番に行い、ほどなく家庭科室は砂糖の甘い香りに包まれました。
しっかり煮込んだ若桃の実は、爽やかな緑色から濃い緑色に変わり、シロップを吸って一回り大きくなりました。
これを冷蔵庫で一週間程度保存すると、シロップにも若桃の香りがつき、完成です。
シロップや漬けた実は、炭酸水で割った若桃のジュースにしたり、ゼラチンで固めてゼリーにしたりと色々と楽しめます。

子どもたちは、その日は食べることが出来ず残念そうにしていましたが、代わりに一緒に摘果した李(すもも)を食べ初夏の味を楽しみました。

*1:成蹊小学校独自の総合学習で実体験や表現活動などを通して、子どもの個性や能力を育む授業。
*2:果樹や果菜などで、果実がつきすぎた場合に余分のものを幼いうちに摘み取ること