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【報告】「地球温暖化とわたしたちの未来」講座

日時
2024年7月26日(金)10:00~12:00
場所
成蹊大学14号館4階 基礎物理実験室
講師
川崎亜有子(気象予報士)
参加人数
武蔵野市および三鷹市在住・在学の小学5・6年生 26名
主催
成蹊学園サステナビリティ教育研究センター
共催:武蔵野市教育委員会、オフィス気象キャスター株式会社
後援:ESD活動支援センター、関東地方ESD活動)支援センタ

7月26日に「地球温暖化とわたしたちの未来」講座を開催しました。成蹊学園サステナビリティ教育研究センターが主催するこのイベントは、2019年よりスタートし、今年で6回目の開催となります。今回は武蔵野市の小学生のみなさんに加え、三鷹市教育委員会のご協力をいただき同市の小学生も対象に募集したところ、過去最高の41名のご応募があり、うち26名にご参加いただきました。

講座の前半では、講師の川崎亜有子先生から地球温暖化問題についての最新の情報も踏まえて2100年の未来の天気予報や、海面上昇の原理を実験で見せていただきました。後半では、2100年までの年表を元に、小学生のみなさんがチームを作り、成蹊大学の学生のサポートを受けながら、地球温暖化によって起こるいくつかの現象についての対策を話し合い、それぞれの現象に対してたくさんの独創的なアイデアが出されました。小学生のみなさんが活発に話し合い、協力してアイデアをまとめていく姿を見て、とても頼もしく思えました。講座後のアンケートでも、この話し合いが一番楽しかったというご意見をたくさんいただきました。

地球温暖化の影響が実感できるようになってきた時代に、小学生のみなさんのアイデアを具体化するのは大人の義務でもあります。参加者のみなさんには、今回の体験をそれぞれの学校やご家庭に持ち帰ってお話いただくようにお願いしました。

(報告者:サステナビリティ教育研究センター副所長、理工学部教授 宮下敦)

川崎先生の講演を熱心に聞く子供たち

大学生と一緒にグループワークに取り組んでいる様子