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【報告】映画上映会「医学生ガザへ行く」

■日時:2024年7月26日(金)15:10~17:10
■場所:成蹊大学9号館101教室
■参加人数:大学生11名、聴講生1名、教職員4名

「医学生ガザへ行く」の学内上映会を行いました。この作品は、救急外科医になる夢を叶えるためにガザ地区に留学したイタリア人医学生の葛藤や成長を描くドキュメンタリーです。配給元のNPO法人United Peopleが一刻も早いパレスチナの平和回復を願い、大学での無料上映を企画したものに成蹊大学が応募し上映会が実現しました。

当日は、大学の試験期間中にもかかわらず、大学生の他に聴講生や教職員も参加していただきました。また、本編と併せて2024年に行われた主役のイタリア人医学生のインタビュー動画も上映しました。参加者の皆さんには、上映の前後で法学部4年の加藤美和さんが持参してくれたパレスチナの産品なども手にとっていただき、現地をより身近に感じることができました。
上映後は、感想を共有する話し合いの時間を持ちました。アンケートの回答などと合わせてみると、この作品を観てくださった方々に様々な思いが生またことが分かりました。

成蹊学園サステナビリティ教育研究センターでは、国連UNHCR協会による、映画を通じて難民への共感と支援の輪を広げる取り組みに賛同し、難民映画祭パートナーズとして上映会を開催してきました。上映会の企画・運営には、成蹊⼤学⽣と成蹊⾼校⽣がともに活動している有志の団体WILL2LIVE Cinema Seikeiが携わっていますが、今回の上映会を機会に本年度の活動が開始されることを期待しています。

(報告者:サステナビリティ教育研究センター副所長、理工学部教授 宮下敦)



上映会後の話し合いの様子

パレスチナ産の織物や木工品