けやき循環プロジェクト「エディブルプランター作り」、成蹊小学校こみち科(*1)で調理実習を行いました。
サステナビリティ教育研究センターのもとで環境活動を展開している「けやき循環プロジェクト」では、10月22日(火)に小学生によるエディブルプランター作りを行いました。
プランターは学園史料館前の日当たりの良い場所に設置されています。6年生の児童たちがまず土をほぐし害虫や雑草を取り除いた後、ケヤキの落葉を材料として作った肥料を混ぜ込む作業を行いました。それから各プランターに「キャベツ」や「スティックセニョール(ブロッコリー)」などの秋野菜の苗を植え込みました。普段から校内農地での作業に親しんでいる児童たちは、慣れた様子で手際よく作業を進め、あっという間に7つのエディブルプランターが完成しました。
また今回は、作業後に小学校に移動し、調理実習も行いました。
メニューは、自分たちで6月に植え込みをし、夏に収穫した唐辛子とプチトマトを使ったペペロンチーノです。
唐辛子は収穫後しっかり乾燥させ、プチトマトは低温のオーブンで焼いた後、二週間以上天日干してセミドライにしました。出来上がったトマトは水分が抜け、保存性が高まります。また、甘味と旨味が凝縮され、そのまま食べてもとても美味しくなっていました。
早速調理開始です。まず班ごとに好みの辛さを決める、これが今回の一番のポイントです。
その後は、プランターの植え込み作業同様、慣れた様子でそれぞれ仕事を分担しながら手際よく調理し、あっという間に完成です。
お味は、、、? ちょっと味が薄かった、唐辛子が辛かった、トマトはセミドライのまま食べた方が美味しかった、普段はトマトが嫌いだけどこれは美味しかった など様々な感想が出ました。
今回植えた野菜も、収穫後はこみち科の授業で料理に使われる予定です。
けやき循環プロジェクトの概要はこちら。
*1:成蹊小学校独自の総合学習で、実体験や表現活動などを通して、子どもの個性や能力を育む授業。





