サステナビリティ教育研究センター所員の財城 真寿美教授が、成蹊気象観測所の観測データを利用したハーバード大学との共同研究の成果をアメリカ地球物理学連合大会で報告しました(第一報)
サステナビリティ教育研究センター所員の財城真寿美教授(成蹊大学経済学部)とハーバード大学地震学研究室による共同プロジェクトの研究成果が、2024年12月にワシントンD.C.で開催されたアメリカ地球物理学連合大会で報告されました。
この共同プロジェクトでは、成蹊気象観測所の気象資料が使われていて、地震学で利用されている技術を気象・気候学に応用した初めての試みとなります。今回の研究では、同観測所の気圧計自記紙に記録されたアナログ情報から気圧数値データを生成し、台風が接近した際の最低気圧を従来よりも詳細に復元することができました。今後もデータの検証を進め、気象の極端現象の分析に利用する予定です。
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