けやき循環プロジェクト「エディブルプランター」の収穫作業と、成蹊小学校こみち科で調理実習を行いました。
サステナビリティ教育研究センターのもとで環境活動を展開している「けやき循環プロジェクト」では、3月12日(水)に小学生によるエディブルプランターの秋野菜の収穫を行いました。
プランターは学園史料館前の日当たりの良い場所に設置されています。昨年10月に自分達で植えた「キャベツ」や「スティックセニョール(ブロッコリー)」などの秋野菜を収穫しました。今年は暑さや天候不順の影響でキャベツは小玉傾向に、ブロッコリーも生育遅れと不良が目立ちました。
それでも頑張って育ってくれた野菜たちを収穫でき、小学生は喜んでいました。
後日、収穫した野菜を使ってこみち科(*1)で調理実習を行いました。
今回のメニューは野菜炒めです。
アンチョビを刻んで入れることで野菜に塩気とうまみがプラスされ、余計な調味料は不要となります。慣れた手つきであっという間に完成しました。
みんなで「凝念」(*2)をし、心を落ち着かせてから試食しました。
これで、6年生のこみち科の調理実習は終了です。
今年は、餃子の皮を使ったピザ、唐辛子とプチトマトのペペロンチーノ、野菜炒めとさまざまな料理にチャレンジしました。
今後も小学校での経験を活かしながら、自分で育てた野菜を、自分の手で調理しておいしく食べることに喜びを感じられるといいですね。
けやき循環プロジェクトの概要はこちら
*1:成蹊小学校独自の総合学習で、実体験や表現活動などを通して、子どもの個性や能力を育む授業。
*2:創立者の中村春二先生が考案した精神集中法で、成蹊小学校では、創立当初から実施しており、現在でも授業や給食の開始時等に行うことで、子どもたちは気持ちを切り替え、清々しい気持ちで物事に臨むことができます。



