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【開催報告】「コーヒー豆かすが未来を変える!?-スターバックスと成蹊が取り組むSDGs-」

7月6日・7日の2日間、スターバックスコーヒージャパン株式会社をお招きし、「コーヒー豆かすが未来を変える!?-スターバックスと成蹊が取り組むSDGs-」を大学11号館イベントエリアで開催しました。

本イベントでは、スターバックスコーヒージャパンのサステナブルな取り組み紹介に加え、同社から提供いただいたコーヒー豆かすを成蹊学園内で活用している事例について紹介しました。

前半では、スターバックスコーヒージャパンの方から、プラスチックカップに代わるグラス利用の推奨や、店舗で排出されるミルクパックをペーパーナプキンやお手拭きにリサイクルする取り組みなどが紹介されました。また、店舗の廃棄物の多くを占めるコーヒー豆かすを農家へ提供し、牛の飼料や畑の肥料として活用することで、そこで生産されたミルクや野菜が再び店舗の商品に使われる「リサイクルループ」についても説明いただきました。さらに、今月末にオープン予定の新店舗では、CO₂排出量や水使用量、エネルギー消費量の削減を目指した環境配慮型の設計が採用されていることが紹介されました。

後半では、コーヒー豆かすを活用した学園内の3つの事例発表がありました。
1つ目は、大学生のお芋掘りサークルによる実践です。お芋掘りサークルでは、ミミズコンポストを活用した堆肥づくりに取り組んでおり、その材料の一つとしてコーヒー豆かすを利用しています。また、豆かすには消臭効果があるほか、一部の害虫対策にも役立つことも紹介されました。
2つ目は、成蹊小学校での取り組みです。コーヒー豆かすに加え、学園内で発生した馬糞や落ち葉を活用して堆肥を作っています。小学生は、土づくりから野菜栽培、収穫、調理実習までの一連の学習活動の中で堆肥づくりを行っており、自らの体験を通して資源循環を学んでいます。
3つ目は、けやき循環プロジェクトの活動です。コーヒー豆かす、馬糞、落ち葉、芝を活用した腐葉土づくりを紹介しました。学園のシンボルである"ケヤキ"を循環させる活動を通じて、身近な環境活動に参加するきっかけづくりにも取り組んでいます。

参加した学生からは、
「普段店舗を利用することはあっても、企業としての取り組みを知る機会はほとんどなかったため、勉強になった」
「コーヒーの豆かすが、資源循環の輪を広げるひとつであることを知り、驚いた。生産者にとっても環境にとっても良い取り組みだと思った」
「生産者ではないため、製品に使われるプラスチックを削減することはできないが、スターバックスでのグラス選択のように、消費者としてSDGsに協力できることがあれば積極的に取り組みたい」
「コーヒー豆かすに消臭機能があることは知っていたが、ミミズが過ごしやすい環境づくりや、動物から野菜を守るための工夫にも活用されていることを初めて知った。学内外で資源が循環していることにも驚いた」
といった感想が寄せられました。

企業と成蹊学園それぞれの取り組み事例を通して、身近な有機資源を「ごみ」として処理するのではなく、新たな資源へと循環させるプロセスを学ぶとともに、学内外の連携によってサステナブルな社会の実現に向けた活動が展開されていることを理解する貴重な機会となりました。

◆日時:7月6日(月)、7日(火) 12:30~13:00
◆場所:成蹊大学11号館3階 イベントエリア
◆スピーカー
 スターバックスコーヒージャパン株式会社
 お芋堀りサークル
 成蹊小学校
 けやき循環プロジェクト
◆参加人数:305名(6日140名、7日165名)

◆主催:成蹊学園サステナビリティ教育研究センター
◆共催:スターバックスコーヒージャパン株式会社