• 開催日時: 2025年9月12日(金)15:00~17:20
  • 場所: 成蹊大学6号館301教室
  • テーマ:China Challenges and the Indo-Pacific: Changing Regional Perspectives(中国の挑戦とインド太平洋:変化する地域的視点)
  • 講師:ローリー・メドカーフ氏(オーストラリア国立大学教授)、ジャガンナート・P・パンダ氏(安全保障開発政策研究所(ISDP)ストックホルムセンター長、ワルシャワ大学教授)
  • モデレーター:髙橋 礼一郎氏(元駐オーストラリア日本国大使)

 
9月12日、「China Challenges and the Indo-Pacific: Changing Regional Perspectives」と題した国際シンポジウムが本学で開催されました。

このシンポジウムは、中国の挑戦とこれに対するインド太平洋戦略を念頭に置きながら、「変化する地域的視点」を論じました。昨年度に続き、共同研究プロジェクト「中国の挑戦とインド太平洋―『自由で開かれた国際秩序(FOIO)』の展望」の研究成果として催されたものです。グローバル・ガバナンス学会および横須賀アジア太平洋研究会議(YCAPS)からの後援がありました。

墓田桂文学部教授による主催者挨拶に続き、ジャガンナート・P・パンダ教授(安全保障開発政策研究所(ISDP)ストックホルムセンター長、ワルシャワ大学教授)とローリー・メドカーフ教授(オーストラリア国立大学教授)による基調講演が行われました。パンダ教授は"A (permanent) China challenge and the Indo-Pacific by 2030"、メドカーフ教授は"Indo-Pacific choices: Preparing Australia and Japan for power-based strategic futures"をテーマにそれぞれ講演しました。その後、髙橋礼一郎氏(元駐オーストラリア大使)をモデレーターに迎えて、両氏を交えた質疑応答が行われました。

様々な国からの参加者がシンポジウムの議論に熱心に聞き入っていました。質疑応答ではいくつも質問が寄せられ、活発な討議が繰り広げられました。

翌13 日には学外において、メドカーフ教授、パンダ教授、髙橋氏、プロジェクトメンバーを参加者として「ラップアップ会合」が開かれ、双方向の濃密な議論が続けられました。

(共同研究プロジェクト「中国の挑戦とインド太平洋―『自由で開かれた国際秩序(FOIO)』の展望」は、成蹊大学アジア太平洋研究センター(CAPS)の助成を受け、防衛大学校グローバルセキュリティセンター(GS)のプロジェクトと協働で実施されています。)

ポスター表
ポスター裏
成蹊大学正門
ジャガンナート・P・パンダ教授による基調講演​
ローリー・メドカーフ教授による基調講演​
フロアとの質疑応答
髙橋礼一郎氏(左)
主催者墓田桂教授による閉会の挨拶