学生の皆様

For Students

内定者インタビュー

Career Support

将来を見据えて、どのように学びに向き合いましたか。

見事に内定を勝ち取った学生に、自身の大学生活と就職活動を振り返ってもらいました。


大学生活を通して感じたことは前向きに挑戦することの大切さ。
学んだ知識と海外での経験を生かして日本と世界の架け橋に!

1年次

「将来は日本と海外を繋ぐ架け橋になりたい」と、漠然とした考えを持ち始めたのが1年生の夏頃です。成蹊大学在学中に1年間の交換留学プログラムに参加することを目標と定め、1年次夏にはイギリスへの短期留学を経験しました。成蹊国際コース(※1)にも所属し、長期留学のための勉強や準備を進めました。また、ボランティアサークルに所属し、冬には現地ボランティアのためにベトナムへ。歴史博物館や孤児院を訪れ、今までメディアや書籍から得ていた知識と現実とのギャップを目の当たりにしました。

(※1)成蹊国際コースは英語での実践的な発信力や国際人として求められる幅広い教養を身に付け、グローバル社会における問題解決力の素地を養う2019年度までの入学者を対象としたコースです。2020年度以降入学者にはグローバル教育プログラム(EAGLE)を用意しています。EAGLEは、学修意欲、英語力ともに高い選抜された30名の学生が各学部学科に所属しながら少人数の授業でグローバルに学ぶ、学部横断型の特別な教育プログラムです。

2年次

1年間の交換留学プログラム参加が決定していましたが、コロナ禍によりオンラインでの留学に変更となったため、一旦断念しました。授業も全てオンラインになったので、キャンパスで友人と交流する機会は残念ながらありませんでしたが、成蹊国際コースの授業「Global Peace Studies」では、世界情勢を俯瞰し、今現在私たちが直面している課題を探求することができました。また、イギリスやアメリカ、アジアやアフリカなどの歴史を学ぶ授業を通じて、歴史が現代の人々の生活や価値観にどのように影響を与えているのかを垣間見ることができました。就職に関しては、冬頃から意識し始め、企業説明会や就職活動のノウハウを知るセミナーに参加して知識を広げていきました。

3年次

2年次に受講した川村陶子先生の授業で、ユネスコ及び世界遺産に興味をひかれ、川村ゼミに所属。世界遺産の景観保護と生活利便性の両立をテーマに研究をしました。就職を意識し、キャリア支援センターを活用して、企業研究セミナーや就職活動の対策講座に参加。コロナ禍が少し落ち着いた9月からは成蹊学園三菱留学生奨学金を受給し、イギリスのエディンバラ大学への交換留学が実現しました。現地では、日本で学んでいたことの応用に加えて、スコットランドの文化や人々のアイデンティティなど、これまで詳しく学ぶ機会のなかった分野の授業にも参加。友人との会話からも得るものが多い日々でした。

エディンバラ大学で出会った友人と。大学ではバレエ部に入部。毎日、英語で日記をつけた。

4年次

6月に帰国後すぐに就職活動を開始。卒業を1年延期することも考えましたが、もし、今年結果が出なくても無駄にはならないと思い夏選考や秋選考の企業に挑戦しました。「国際的な業務に携われる」「多様なバックグラウンドの人々と働ける」「自己を成長させられる環境がある」の3点を軸として、幅広い業種に目を向けました。卒業論文の執筆も同時並行しており、焦りや不安もありましたが、何とか乗り越え、8月下旬には内定をいただきました。内定先企業は、あらゆる業界と関われる点と、強力な海外ネットワークがある点が魅力でした。キャリア支援センターの方にはエントリーシートの添削から面接対策まで、全てにおいてお世話になりました。どんな時も親身になって一緒に解決策を考えてくださったのがありがたかったです。

MyEpisode

日本について学ぶ海外の学生をサポート
日本文化への関心の高さに感銘を受けました

2年次に、留学予定だったエディンバラ大学の日本学科において、日本人として現地の学生の活動をサポートするオンラインメンターを務めました。実際に現地には行けなくても、オンラインでリアルタイムに学生たちと話ができたことには非常に刺激を受けました。3年次にも引き続き活動を行いましたが、その後、留学した際に現地でも直接交流でき、彼らの日本文化への関心の高さに改めて感銘を受けました。海外との架け橋になりたいという私の思いが、ささやかながら実現した経験でした。

自らアクションを起こすことの必要性

この学科で、世界の歴史や文化、国際関係、人類学などを学んでいく過程で、多様な人々の考え方や世界が直面しているさまざまな課題を考える機会が多くありました。さらに留学を経験し、海外で日本人として生活をする上で、物事に対して受け身にならず自らアクションを起こすことの必要性を強く感じました。やりたいことに挑戦し、それらを自分自身の糧にできたことは、学生生活を通して得られた大きな成長だと思います。これからも、世界を視野に入れて、物事に前向きに挑戦していきたいです。

新しい学びや大切な仲間との出会いがたくさん。何事にも前向きに挑戦して自分の世界を広げよう!

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※内容は取材当時のものです。