学生の皆様

For Students

内定者インタビュー

Career Support

将来を見据えて、どのように学びに向き合いましたか。

見事に内定を勝ち取った学生に、自身の大学生活と就職活動を振り返ってもらいました。


「とにかくやってみる」スタンスで取り組んだ就職活動。
人との出会いを通じて実感したのは新しいことに挑戦する力の大切さでした。

1年次

色々な大学の学部・学科を調べている中で、物理も生物も化学も満遍なく基礎力を身につけられる学科のカリキュラムに惹かれ入学しました。スカッシュサークルに参加し、同学年はもちろんですが、先輩たちとも親しくなれたので、授業で分からなかったことや実験について相談をしました。成蹊大学は文系学部と理系学部が同じキャンパスのため、授業やサークルを通じて文系学部の人たちとも交流することができ、物事の捉え方・考え方などについて刺激をうけました。また、カフェのアルバイトを始めました。初めてのアルバイトで、覚えなければならないことが多く最初は苦労しましたが、お客様と会話するのはとても楽しい経験で、営業職を目指す一つのきっかけになったように思います。

2年次

コロナ禍のためオンライン授業が導入されました。政府の緊急事態宣言による行動制限の影響もあり、自分と向き合う時間が増え、将来の進路について考え始めました。まずは幼い頃から興味を持っていたアナウンサーという職業を知ろうと、テレビ局のアナウンススクールのレッスンに参加。発音練習や文章を読む練習をしたことで、人前で話すことに少し自信が持てるようになりました。思い切ってチャレンジしたこの経験は、後の就職活動の面接やインターンシップで役に立ったと感じています。通学する機会は少ない年でしたが、理工学部の各研究室を見学し、どのような研究を進めるのかを検討しました。自分が身近に感じられるテーマを研究対象にしたいと考えるようになったのはこの頃です。

3年次

多くの理系学生が目指す研究職や技術職を目指すのか、アルバイトの経験から興味を持ち始めた営業職を目指すのかを迷っていましたが、まずは実際にその世界に飛び込んでみようと考え、営業職の長期インターンシップに挑戦しました。大学ではバイオエレクトロニクス研究室に所属し、企業との共同研究プロジェクト「放電を使った皮膚の健康促進研究」に携わりました。私の研究テーマは「美顔器による肌の色とテクスチャー変化の定量化」。美顔器に美白効果や美肌効果があると言われているものの、現状は口コミの域を出ていません。それを科学的に解明できるのかが研究の焦点です。研究室では1・2年次で学んだ化学・物理・生物の基礎的知識を土台とし、まだ解明されていないことを検証していく力が求められました。

4年次

研究は結果を導き出す方法を仮定し、先生に提案しながら進めました。まず、肌の色を測定する装置を作り出すことから始め、肌の質感を数値化できる仕組みを考え、美顔器をあてる前後の変化について検査実験を繰り返しました。3年次までとは異なり、目的のためにどう取り組めばいいのかを考えて行動する研究室の学びを通じて「0から1を作り出していく力」を得られたと思います。また、"考え過ぎず、まずはやってみる"という姿勢が身に付き、就職活動においても、「何がやりたいかわからなくても、少しでも気になったら説明会やセミナーに参加する。とにかく行動してみる。」という方針で取り組むことができました。結果として、メーカー・商社・製薬企業の営業職を志望し、製薬会社から内定をいただきました。

MyEpisode

インターンシップで社会人と接した経験が自身の将来を考える上でプラスになりました

最初はテレアポ(電話で訪問のアポイントをとる)だけで緊張していましたが、今では電話の際も、直接お会いした際も、お客様と自分らしく楽しく会話できるようになりました。もちろん、営業職として大切な力を身につけることができたとも感じています。また、インターンシップ先の上司や先輩社員とも接する機会を多く持つことを心掛け、それぞれの方の仕事に対する考え方をじっくり聞くことができました。就職活動が本格化する前にインターンシップで社会人と働く経験ができたことは、自分の将来を考える上でも良かったなと思います。

自分のことだけでなく、人に寄り添える社会人に

大学生活を通じて、"新たなことに挑戦する力"を得ることができました。例えば、まったく知らない世界だった長期インターンシップの現場で素敵な方々と出会えたのも、勇気を出して新たなことに挑戦したからだと思います。また、振り返ると自分のことに精一杯で、周りの人たちを十分に支援できなかったと感じています。自分のタスクをきちんとこなしていくことはもちろんですが、困っている人がいた時に手を差し伸べられる人になりたいです。将来的には、誰からも頼りにされ、後輩の育成に携われるような人になれるよう、全力で頑張っていくつもりです。

大学4年間は思った以上に早く過ぎます!
1日1日を大切に、いろんな経験を!

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※内容は取材当時のものです。