学生の皆様

For Students

内定者インタビュー

Career Support

Topics 01

多様な価値観の中で思考力が身についた留学生活

大学での目標の一つは、より深く英語を学ぶことでした。成蹊大学の英語英米文学科は、さまざまな角度から英語を少人数で学ぶことができる上、国際教育や留学といった実用的な学びの機会が多くあります。英語圏への留学に挑戦してみたかったため、成蹊大学と協定を結んでいる、アメリカのウェスタン・ワシントン大学に1年間留学。慣れない寮生活の中、大学の課題は多く、予習も徹底する必要があったため、スケジュールを管理する力が身につきました。また、多くの価値観や文化、人との交流がある学習環境で、物事を多様な切り口から考える思考力や、異なる考え方を柔軟に受け入れ、自身の考えを的確に伝えるコミュニケーション能力が向上しました。これらは、帰国後の生活や就職活動においても、非常に役に立ったと感じています。

授業で印象に残っているのは、社会学の「余暇」についての授業です。忙しい毎日の中、余暇をどう過ごすかで心のモチベーションや余裕が全く違ってくるという内容でした。留学先は雨が多い地域だったので、私は友人とジムに行きリフレッシュを心掛けたり、週末や大型連休の際には、おいしいレストランやカフェに行き、旅行をしたりしていました。一年間の留学をやり遂げることができたという自信と達成感は、自分自身の強みの発見とポジティブなサイクルを作ることができるものとなりました。

Topics 02

歴史や文化を含め多角的に
英語を学ぶ

卒業論文は、近年アメリカで話題になっている「wokeness」と「cancel culture」という語に焦点を当てました。どちらも、社会的公正、人種差別、性差別など従来の社会が作ってきた価値観についての疑問を表す言葉です。私は映画が好きなので、映画を題材にして執筆しました。たとえば女性が戦うヒーローものの映画では、主人公は完璧なメイクをし、体のラインを強調するような衣装を着ています。そこには、社会が勝手に理想としてきた女性像が投影されていると考えられるのです。個人が持つ「普通」という概念は、社会的に優位な立場にある人々によって構築されているものであることを、研究によって明らかにしていきました。このように成蹊大学では、語学力のスキルアップのみならず、英語という言語の成り立ちや仕組み・歴史・文化など、多角的な視点から英語を学び、自分自身の知識や考え方を広げ深めることができました。

Topics 03

キャリア支援センターを大きな支えにして活動

私は就職活動に関する知識が全くなかったのでキャリア支援センターに行き、ゼロから教えていただきました。エントリーシートを書いていく際には、担当の方と一緒に今までの自分の人生を振り返り、どのようなことを、どんな気持ちで取り組み、そこからどのような成長や経験ができたのかを洗い出して、自分の頭の中を整理していきました。面接で想定される質問はリストアップし、それに対する回答を、具体例を用いながらWordに入力。面接の練習でスムーズに答えられなかった質問内容はその都度自身を振り返り、会話の引き出しを増やす努力もしました。キャリア支援センターには、何から何まで本当にお世話になったと思います。

Topics 04

これまでの経験を整理して話の引き出しを増やす

自分が何をしたいのかについては、ぎりぎりまで悩んでいましたが、軸とした考え方は、世界中の人とのつながりを大事にしながら、成長と挑戦が可能な業種や企業、というものでした。また、長く働いていく上で、仕事を含めた自身のライフプランをしっかり組み立てられる環境であるかどうかも重要なポイントでした。大学や留学で学んだ「多様な価値観を認めて相互にコミュニケーションをはかる」ことや、「忙しい中でも心のモチベーションにも目を向ける」ことなども業種や企業を絞りこむ上で影響していたと思います。面接では、常に自分の気持ちを素直に話すことを意識していました。これまでの経験を振り返って整理をし、自信を持って話せる話の引き出しを多く持っていたことが強みになったと感じています。

就職活動で役に立ったツール

使った物ではないのですが、忙しくてもしっかり料理をつくってリフレッシュする時間をとりながら、自身の強みでもある、どんな環境でも自分を見失わないというポジティブなマインドを維持していました。

使った物ではないのですが、忙しくてもしっかり料理をつくってリフレッシュする時間をとりながら、自身の強みでもある、どんな環境でも自分を見失わないというポジティブなマインドを維持していました。

※内容は取材当時のものです。