学生の皆様
For Students
学生の皆様
For Students
Career Support
見事に内定を勝ち取った学生に、自身の大学生活と就職活動を振り返ってもらいました。
ファーストキャリアを重視し、大手企業にターゲットを絞って就職活動をしたKさん。ゼミで環境問題に取り組んだ経験が生かせそうな、総合電機メーカーから内定をもらいました。
財城 真寿美ゼミ(気候学、歴史気候学、自然地理学、地理情報科学)
Interview
※2020年4月より新しい経済学部[経済数理学科、現代経済学科]、経営学部[総合経営学科]に改組
Episode 01
大学1年次の頃から、環境という、今後ますます大事になってくるであろう課題に注目し、財城先生のゼミに所属。環境計測データを統計学や空間情報科学を用いて分析し、持続可能な環境利用の可能性について考察しました。
卒業研究は、環境への負荷を最大限低減させ、野菜を長期保存する氷室野菜事業をテーマとしました。軽井沢では、スケートリンクの整氷の際に生じる削り雪は産業廃棄物扱いになりますが、これを使って氷室を制作し野菜を長期保存することで、フードロス削減と地産地消に貢献する事業を立案。現地に何度も足を運んで、農家の方と共に土に触れて野菜を収穫するなど、信頼関係を築いてきました。そのうえで地元住民の声に耳を傾け、多くの方の事業理解につなげていきました。多数の人の前でプレゼンテーションをする機会を経験したことで、臆さず自信をもって人前に立てるようになりました。
Episode 02
就職活動を意識したのは大学2年次の春。まず視野を広げておきたいと思い、2年次からインターンシップに参加しました。3年次の春休みにはキャリア支援センターの「迷ったらまず見てほしい企業リスト」から気になる企業をピックアップし、夏季インターンシップのエントリーシート(ES)を提出しました。6月からは業種を絞らずインターンシップにできるだけ応募し、企業との接点を増やす努力をしました。冬ごろには志望する方向が見えてきたので、優先順位をつけてインターンシップに参加。インターンシップで企業理解が深まったことはもちろん、どのような志をもった同期が集まっているかを知る機会になりました。また、社員の方から直接お話を伺えたことも、大きなアドバンテージとなりました。
キャリア支援センターには大学3年次の6月から合計40回近く通いました。まず何をしたらいいかから始まって、模擬面接、ES添削の段階では多い時で1日3回も対応していただきました。就職活動に疲れてモチベーションが下がった時には、話す内容がなくても、とにかく通うようにしていました。私にとっては二人三脚で歩んでくれる存在であり、モチベーションを高めてくれる場所でした。本当に感謝しています。
Episode 03
正直、就職活動は大変で、何時間も考えて自信のあったESを添削され、何十回もやり直したり、面接の練習を何度もしたり。何よりそんな苦労が報われなかった時がいちばん辛かったです。しかし、小学3年生から現在まで続けているサッカーではキャプテンを務めることが多かったので、和を大切にする姿勢や忍耐強さ、チームを牽引する熱意など、仲間の信頼を得るための資質が備わっていたのかもしれません。採用においてはそういう点も評価されたのではないでしょうか。
私はファーストキャリアという人生で一度きりのチャンスを重視したいと思っていました。働き方の選択肢が終身雇用だけでなく多様になっている時代に、将来の自分の可能性を広げたいという思いで、内定をいただいた中から最終的に日本を代表する大手総合電機メーカーであるパナソニックに決めました。
Episode 04
世界中の誰もが環境に対して思いやりをもつ社会をつくることが夢です。未来を見据え、環境に配慮できるのは、心の余裕があってこそだと思うので、まずは人々のくらしが物と心の両面で豊かな社会を実現したいです。就職活動をしているとき、図書館の窓から子供たちが太陽の下で元気に走り回っている姿をよく見かけました。緑豊かな環境で子供たちがなんの心配もなく遊べる社会こそが、私が作りたいと思っている社会だと、その時実感しました。総合電機メーカーという自分に与えられた場で、環境に配慮された身近な製品をお客様に提供することが、世界中の人々の幸せを実現することにつながると考えています。そして、環境問題は解決すべきだと分かっていても行動できない、という人々の意識を変えていきたいです。
古典的かもしれませんが、自分の思いや感じたことをノートに手書きで書くようにしていました。言葉に表すことで頭の中が整理され、やるべきことが明確になります。特に面接では、「笑顔」「はきはき」「冷静に」「頭の回転を早く」「熱量を伝える」「後悔なく、やりきる」などとノートに書いて、本当に大切なことを緊張で忘れないようにしていました。
古典的かもしれませんが、自分の思いや感じたことをノートに手書きで書くようにしていました。言葉に表すことで頭の中が整理され、やるべきことが明確になります。特に面接では、「笑顔」「はきはき」「冷静に」「頭の回転を早く」「熱量を伝える」「後悔なく、やりきる」などとノートに書いて、本当に大切なことを緊張で忘れないようにしていました。
※内容は取材当時のものです。