学生の皆様
For Students
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Career Support
見事に内定を勝ち取った学生に、自身の大学生活と就職活動を振り返ってもらいました。
Episode 01
成蹊大学の法律学科は1年次からゼミが必修なので、ディスカッション力やプレゼンテーション力を早い段階で身につけることができました。ゼミで取り組んだのは「安楽死」の問題です。日本の医療現場に対する刑法の介入や尊厳死の立法化の可否などについて、外国の法律と比較しながら、医療制度の問題点を多角的な視野で検討しました。
ゼミ論文では、ある傷害事件の判例を取り上げ、その判例について裁判所がどのような判断をしたのか、それが今後の裁判にどのような影響を与えるのかなどを、過去の判例や学説をもとに検討し自分なりの評釈を完成させました。これらの研究を通して、多角的な視点から物事を捉え、論理的に思考する力が培われました。また、当たり前だと思っていた物事に対しても疑いの目をもって新しい視点で考えることができるようになりました。
この力は就職活動において、自分の強みを客観的に分析し、業界や企業とどうマッチするのかを考えることに役立ったと思います。
Episode 02
部活動やサークルには所属しませんでしたが、国際交流として、成蹊大学の「バディシステム」に参加しました。留学生のキャンパスライフをサポートし、交流を深めるため仕組みです。私は留学生の不安を解消し、日本での生活がより楽しいものになるように、意欲的に活動しました。サポートしたのは日本のアニメと漫画が好きなフランス人の留学生。LINEを交換して、キャンパスで一緒にご飯を食べたり、休日には有名な観光地を巡ったりしてお互いの仲を深め、信頼関係を築いていきました。この経験を通じて、相手の意見や気持ちを汲み取って行動し、コミュニケーションを図りながら良好な関係を築く力が身についたと感じています。
Episode 03
就職活動は3年次の6月から始め、7〜11月頃までは多くのインターンに参加して業界・企業研究を進めました。やりたいことが明確に決まっていなかったため、さまざまな業界に目を向け、数多くの企業の説明会やインターンシップに参加しました。キャリア支援センターが昼休みにZoomでおすすめの企業など就活情報を提供してくれる「キャリセンライブ」がとても参考になりましたね。
どのような企業・業種を目指すかは悩みましたが、最終的に「社会の基盤を支え人々に豊かさを届ける」「形あるもので顧客にあった価値提供を行う」「時代や社会の変化に対応できる柔軟性をもつ」の3つの軸に絞り、就職活動を進めました。また、会社の雰囲気や人の良さ、社会人としての充実感といった面も企業を選ぶ上で大切にしていました。
OB/OG訪問に関しては伝手がなかったので、キャリア支援センターに相談したところ、OBの方をすぐに紹介していただき、そのOBから他の社員さんを紹介していただいてお話を伺うこともできました。
Episode 04
3年次の12月からは、エントリーシート(ES)の完成度を高めることや面接練習に本格的に取り組みました。キャリア支援センターが開催しているES対策講座や面接講座にも積極的に参加。ESの添削では具体的かつ客観的なアドバイスをいただいたことで改善点を明確にできました。模擬面接は、指導によって回数を重ねるほどレベルアップしている実感があり、時には「とても印象が良かった」と面接官に褒めていただくこともありました。
内定先に評価していただけた点は、熱意と「なぜ御社なのか」というロジックをしっかりと伝えられたことだと感じています。入念な企業研究や面接準備、社員訪問を行って得た学びを自分の言葉でアピールできたのではないかと思います。
就職活動に行き詰まった時や集中できなくなった時には音楽配信アプリで好きな曲を聴いてリラックスしていました。何でもいいので自分がリフレッシュできるアイテムやツールがあるといいと思います。
就職活動に行き詰まった時や集中できなくなった時には音楽配信アプリで好きな曲を聴いてリラックスしていました。何でもいいので自分がリフレッシュできるアイテムやツールがあるといいと思います。
※内容は取材当時のものです。