学生の皆様
For Students
学生の皆様
For Students
Career Support
見事に内定を勝ち取った学生に、自身の大学生活と就職活動を振り返ってもらいました。
Episode 01
高校生だった2020年、コロナ禍の際に感じた閉塞感は、人と話したい、多様な価値観に触れたいという私の欲求の原動力になりました。この機会に社会を見つめ直し、未来の世代が楽しめる社会を作るすべを学びたくて、成蹊大学の現代社会学科を選びました。
「情報デザイン論」という講義では、情報デザインの諸手法によって、独自の「個」の価値を表現していくことを実践的に学びました。例えば、「吉祥寺にある隠れた魅力探し」というテーマで調査を行い、その結果を発表して全体に共有します。私は、「吉祥寺の魅力は椅子である」と仮説を立て、街で調査をして発表しました。発表の際に効果音やアニメーションを使うなど、どうすれば面白く伝えられるかを考えるのが非常に楽しかったです。就職活動においても「個」つまり自分の個性を表現することが求められたため、この講義は大変役立ちました。
Episode 02
私の趣味はマラソンで、2年次でフルマラソンやトレイルランニング、3年次でウルトラマラソンと呼ばれる118㎞種目を走り、出場した全ての大会で入賞しました。走ることで培ってきた精神力と忍耐力で、就職活動においても、前に進もうとする気持ちを持ち続けました。
一方で、大学の学生ボランティア団体「Uni」での活動は、さまざまな人の価値観に触れることができた、いい経験でした。ハロウィンで吉祥寺の子供たちのためにくまモンの仮装をしたり、学園祭で大学公認キャラクター・ピーチくんと同じ色のコスチュームで踊ったり。幼少期から人を笑わせ、楽しませることが好きだったので、そういう自分の特性は今につながっているように思います。
孤独に黙々と走り続けるマラソンのように自分を限界まで追い込む時間と、仲間と何かを共有する時間。その両方から、自分の魅力を見出すことができたので、4年間を成蹊大学で過ごして良かったなと思っています。
Episode 03
就職活動は2年次の冬から。多様な業界・企業を見て視野を広げたいと思ったので、3年次の春から初夏にかけては懸命にエントリーシート(ES)を書き、夏の半ばから秋の終わりまでに30社近くのインターンシップに参加しました。また、SPIや玉手箱などの適性検査の勉強を計画的に進めました。苦手意識はありましたが継続して勉強を行い、結果的にSPIは7〜8割の点数を獲得できるようになりました。
キャリア支援センターは3年次の春から利用しました。家では勉強に集中できなかったため、あえて人がいる場所で勉強や準備をすることにしました。ほぼ毎日のように通い、閉室時間までいることが多かったので、職員の方々とは顔見知りになり「頑張れよ」「君なら乗り越えられるよ」と何度も励ましていただきました。また、同期と悩みを話し合うこともあり、一人暮らしの私にとって、ここで人と話ができることが気持ちの支えになり、まるで「第二の家」のように感じました。私を支えてくれた方々には心から感謝をしています。
Episode 04
もともと子供たちに楽しい思い出を届けたいという理由で学校教員を目指していましたが、学校教員の役割はあくまでも教育。求める方向とは異なると考え、楽しい思い出を身近な距離で届けられる「お菓子」の仕事を志望しました。食品業界・製菓業界は狭き門で、何十社も受けては落ち、の繰り返しでした。周りにはやめておいたほうがいいとも言われましたが、こだわり続け、最後には「縁」に恵まれて、内定をいただくことができました。
将来の夢は、誰もが日常を気軽に楽しみ続けられる社会を築くことです。家族で楽しんだピクニック、夢中になった陸上競技、時に笑い合い、時に涙を流し合った同期の仲間や先生方との交流。それが私の思い出で日常でもあります。そんな「日常」を多くの人々がこの先ずっと楽しめるよう、「お菓子」を通じて「ワクワク」をとどけたいと思います。
子どものころから、天気や一日のよかったこと・悪かったことなどをノートに書き込む習慣があり、陸上競技を始めた中学1年から「陸上ノート」をずっとつけていました。就職活動中も日々の記録を事細かにノートにメモしていて、反省や改善の材料に役立ちました。
子どものころから、天気や一日のよかったこと・悪かったことなどをノートに書き込む習慣があり、陸上競技を始めた中学1年から「陸上ノート」をずっとつけていました。就職活動中も日々の記録を事細かにノートにメモしていて、反省や改善の材料に役立ちました。
※内容は取材当時のものです。