学生の皆様
For Students
学生の皆様
For Students
Career Support
見事に内定を勝ち取った学生に、自身の大学生活と就職活動を振り返ってもらいました。
Episode 01
得意だった化学だけでなく、物理や生物など幅広く基礎力を身につけられ、進路の可能性が広がることに魅力を感じて成蹊大学に入学しました。少人数教育であること、ワンキャンパスのため他学部との交友関係を築くことができて視野が広がることもポイントでした。
大学での研究テーマは、海洋汚染問題の大きな原因の一つである海洋プラスチックの3Dイメージデータの解析です。もともとクラゲが好きで海洋汚染問題に興味があったため、この研究テーマを選び、海洋プラスチックの化学構造の解明や製造時に使用された添加剤の解明を目指しました。実験は3人ほどのチームを組み、協力して作業をしますが、必ずしも成功するとは限りません。失敗した原因を特定するため仮説と検証を繰り返し、夜遅くまで実験をしたこともあります。それらの経験が、就職活動で最後まで粘り強く取り組むことやグループディスカッション等で生きたと感じています。
Episode 02
学業以外のことにも何か学びがあると思い、興味を持ったことには挑戦しました。理工学部バスケットボール部のマネージャーとして活動したり、オンラインの学習ボランティアを経験したり、一人旅で山形にクラゲの水族館を見に行ったりしました。
中でも、コーヒーショップのアルバイトは、混雑緩和に向けたオペレーションの提案や発注業務を担当するなど意欲的に取り組みました。発注業務は、近所でのイベントの有無、天候など、さまざまな情報をもとに販売予想を立てますが、必ずしも予想が当たるわけではありません。それでもうまくいって廃棄数を最小にできた時は達成感を感じられました。4年間続けたため、先輩と後輩の橋渡し的な役割になることも多く、そんなところに自分の特性を見出せたことは思わぬ収穫でした。
また、分からないことを質問して確認するのは、適切に業務を行う上で必要不可欠で、人間関係の構築につながることも学びました。学業以外の経験にも、就職活動はもちろん、これからの社会でも通じる学びがあったと思います。
Episode 03
就職を意識しはじめたのは2年次の終わりころ。キャリア支援センターが開催した、各業界の方によるオンライン説明会に参加しました。しかし、ネットには就活情報がたくさんあり、どこから何を始めればいいのか分かりません。そこで、キャリア支援センターに個別相談を申し込みました。キャリア支援センターには成蹊大学の先輩の就職データに基づいて作られた資料があり、とても参考になりました。理工学部に特化したアドバイスもいただけるので、自分に合った道を一緒に探してくれるとても心強い存在でした。
本格的にエントリーシート(ES)対策や面接対策を始めたのは、夏のインターンシップ選考がある3年次の5、6月ごろです。夏は業界を絞らずに幅広く知りたいと片端からインターンシップに参加しましたが、秋以降はIT業界や通信業界に絞り込みました。システムエンジニアに興味を持ったのは、課題全体を俯瞰し論理的に考え、段階を踏んで解決していくことが、自分と通じる部分があって面白いと感じたからです。技術をサービスとして世の中に提供する「橋渡し」役という点にも惹かれました。
30〜40社受けましたが、企業の方からは、論理的に話す力やコミュニケーション力を評価されることが多かったです。面接は会話を楽しむ気持ちで臨み、自分が感じた雰囲気や直感を信じて、「この人たちと一緒に働きたい」と思った企業へ就職を決めました。
就職活動中はESの期限が複数社重なること、学業やバイトとの両立など、限られた時間の中で行うため、自分でつくったExcelの計画表を最大限に利用し、スケジュールを可視化して優先順位を決めて行動しました。面接対策では、手書きのノートに要点をまとめることで、話す内容を暗記するのではなく、理解をして会話できるように準備しました。
就職活動中はESの期限が複数社重なること、学業やバイトの両立など限られた時間の中で行うため、自分でつくったExcelの計画表を最大限に利用し、スケジュールを可視化して優先順位を決めて行動しました。面接対策では、手書きのノートに要点をまとめることで、話す内容を暗記するのではなく、理解をして会話できるように準備しました。
※内容は取材当時のものです。