研究所紹介

研究所紹介

理工学研究の中核組織として

理工学研究所長 小川 隆申

成蹊大学理工学研究所は、成蹊大学理工学部および大学院理工学研究科の中核研究機関として、2010年4月に設置されました。複数の研究室や学部全体を組織化することで大規模の研究課題にも対応できる体制を整えることで研究活動を活発にし、加えて外部との連携や社会貢献を一層進めていくことを目指したものです。

設立から約10年が経過しましたが、本研究所のHPでも紹介しているように最近では、急激に変化する社会からの要請に応える形で、再生エネルギー、生命科学、スマート社会、メディア科学、などの研究活動が活発化しており、若手の研究者や学生も巻き込んで精力的に研究が進められております。その結果として、科研費などの公的研究費の採択も増加しつつあります。

産学連携も本研究所の重要な目的の一つです。理工学部・理工学研究科に所属する教員の研究活動と、民間企業および官公庁からの特定の研究課題の要望のマッチングの手伝いをしており、産学連携を希望する研究テーマの紹介もしています。その一環として、キーワードを入力することで関連する研究を行う研究室の検索もHP上から容易にできるようになっています。

本研究所は理工学系分野に関する外部からの受託研究の窓口となっており、毎年相当数の研究を受託しています。その数と受託金額も増加しています。

今後も特色ある組織的な研究活動、産学連携、受託研究などを精力的に行い、それらの成果を社会に還元していくことで、より一層社会に貢献していく所存です。

理工学研究所長 小川 隆申