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けやき循環プロジェクト「堆肥作り」が始まりました

サステナビリティ教育研究センターの活動として展開している「けやき循環プロジェクト」では、2017年から小学校を中心に、集めた落ち葉を使った堆肥作りを行っています。その堆肥作りが今年度も始まりました。

11月22日に、小学校5年生が、堆肥作りをご指導いただいている鴨志田農園(三鷹市)の鴨志田純さんによる授業を受けました。発酵の違いによる堆肥の匂いをかぎ比べたり、鴨志田農園の堆肥を使って育てた里芋の煮っころがしを食べ、堆肥作りへの理解を深めました。

11月28日には、落ち葉のほか、大学の馬場で出る馬糞、米ぬか、もみがら等の材料を混ぜ合わせ、1週間前に仕込んだ堆肥の発酵を進めるために、1回目の切り返し作業を行いました。まず、堆肥をブルーシートに広げて、まんべんなくサンプリングした堆肥で発酵に適した水分量を調べ、全体に水を加えてから袋に戻します。子供たちは、小雨の降る中、水分が均一になるように堆肥を踏み込んだり、スコップを使って混ぜ合わせたり、堆肥の匂いや手触りを確かめながら、元気いっぱい作業を行いました。

完成までに、あと4回ほど切り返し作業を行う予定です。