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けやき循環プロジェクト「堆肥作り」が始まりました

サステナビリティ教育研究センターの活動として展開している「けやき循環プロジェクト」では、2017年から小学校を中心に、集めた落ち葉を使った堆肥作りを行っています。その堆肥作りが今年度も始まりました。

11月13日に、小学校5年生が、堆肥作りをご指導いただいている鴨志田農園(三鷹市)の鴨志田純さんによる授業を受けました。完熟堆肥に触ったり、発酵の違いによる堆肥の匂いをかぎ比べたり、堆肥作りへの理解を深めました。

11月19日には、前々日に集めた落ち葉や、大学の馬場で出る馬糞のほか、米ぬか、もみがら等の材料を混ぜ合わせ、仕込み作業を行いました。強い風が吹く中での作業でしたが、子供たちは力を合わせて材料を混ぜ合わせ、それをバケツや手押し車などで運び、袋に詰めました。

そうして仕込んだ堆肥の発酵を進めるために、11月25日に1回目、12月2日には2回目の切り返し作業を行いました。両日とも肌寒い日でしたが、袋の中の堆肥の温度は70度近くまで上がっており、ブルーシートに広げた堆肥の周りで温まる子供たちの姿もありました。まんべんなくサンプリングした堆肥で発酵に適した水分量を調べ、全体に水を加えてから袋に戻します。子供たちは、スコップを使って堆肥を混ぜ合わせたり、バケツで水を運んだり、堆肥の匂いや手触りを確かめながら、元気いっぱい作業を行いました。

完成までに、あと4回ほど切り返し作業を行う予定です。