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中学生が「武蔵野クリーンセンター エコマルシェ」に参加しました

11月19日(日)に武蔵野クリーンセンターで開催されたエコマルシェに中高ユネスコスクール探究プロジェクト の中学生メンバー5名が参加しました。

同プロジェクトでは、校外に出て地域と交流することを今年度の目標の一つとしていました。今回の参加は、生徒たちがクリーンセンターを見学した際に見付けたチラシがきっかけでしたが、自分達の活動を含む成蹊学園の環境活動について知ってもらい、通学する武蔵野市の地域と交流することのできる貴重な体験となりました。

事前に、サステナビリティ教育研究センターのもとで環境活動を展開するけやき循環プロジェクト(詳しくはこちら)について学んだ生徒たちは、剪定されたケヤキの枝の再利用を考えて、クリスマスを意識した小物作りをしました。そこから、今回の自分たちのマルシェのテーマは、「持続可能なクリスマス」になりました。当日の会場では、来場者に剪定枝の再利用のアイデアを葉っぱを模した付箋紙に書いてもらい、葉っぱのない木を描いたボードに貼り付けてもらいました。たくさんのアイデアをいただだき、最終的に木を葉っぱでいっぱいにすることができました。ご協力くださった方々には、生徒たちの手作りの小物をプレゼントしました。

そのほか出店ブースでは、ケヤキの枝と毛糸等を使ってクリスマス飾りを作るワークショップも行い、子供たちに小物作りを体験してもらうこともできました。また、9月30日と10月1日に開催した蹊祭(こみちさい:中高の文化祭)に続いて、大学の馬術部から提供された、馬糞から作った堆肥をガーデニングなどに利用を希望する来場者へ無料配布しました。用意した100袋はすべてなくなってしまいました。

何より、訪れた人との会話・交流があり、生徒たちには楽しい一日になりました。手作りの作品を販売する他の出店者の方々との交流からも、学びがあったようです。次の活動は、12月に予定されている、ケヤキ並木の落ち葉集めと焼き芋大会です。中学校の特別研究グループとして始まった活動も3年目、輪が広がって、継続できるように、生徒たちは来年のマルシェへの参加にも夢を膨らませています。

※中高ユネスコスクール探究プロジェクト
2021年度よりスタートした中学校の特別研究グループ「ユネスコスクール」の活動を2023年度から中高一貫連携の活動として継続・発展させ、環境保全活動、国際交流、伝統文化の理解普及、他のユネスコスクールとの交流などに生徒が主体となって取り組みます。