Faculty Development

成蹊大学のFD

全学FD委員会委員長より

成蹊大学においては、成蹊学園創立者中村春二が目指した教育理念である「自発的精神の涵養と個性の発見伸長を目指す真の人間教育」を踏まえ、教育目標(人材育成方針)を実現すべく、教職員が教育活動の内容・方法を改善し、向上させるため組織的に取り組む活動としてFD活動を定義しています(『成蹊大学FD基本方針』)。教員が個々に教育活動を進めているだけでは得られない集合知を形成する場として、本学のFD活動は多くの成果をもたらしてきました。とりわけ、ICTを活用した教育の推進は、コロナ禍のもとでの教育活動においては喫緊の課題であったと同時にこれからの大学の教育において重要な役割を果たすものとなりますが、FD活動を通し、協働して生み出された知見は各授業に反映され、学生の学びを大いに促進しました。また、本学ではFD活動の枠組みのなかで行われているプロジェクト型授業やQLA(成蹊大学公認学習補助員)の制度によって、アクティブラーニングやチームティーチングの技法が磨かれ、より良い授業作りがなされてきています。
このホームページの開設により、本学のFD活動を「見える化」し、諸方からご意見を賜りながら、さらなる進歩につなげていきたく存じます。

全学FD委員会委員長  森 雄一

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