寄付者の想い・感謝の声

【大学】奨学金受給者の声「上京を支えてくれた奨学金」
経営学部 総合経営学科 4年
Yさん
奨学金名:成蹊大学吉祥寺ブリリアント奨学金(成蹊大学地方出身学生予約型奨学金)
給付金額:年額 450,000円 × 4年間

仕送りなしで上京する覚悟
私は愛知県の出身で、大学進学と共に上京しました。
もともと両親からは、上京はお金がかかるからと地元の大学を勧められていましたが、私にはどうしても東京へ出たいという思いがありました。
相談を重ねた結果、上京は認められたのですが、「仕送りなし」という条件付きでした。
不安はありましたが、それでも東京へ出たいという思いが捨てきれず、仕送りなしで生活する覚悟を決め、東京の大学を探し始めました。
大学選びを進めていくうちに見つけたのが、「成蹊大学吉祥寺ブリリアント奨学金」でした。
地方出身者向けにつくられた奨学金制度で、給付期間が4年間と長く、受験の前に受給の可否がわかる「予約型」でした。
私には、この仕組みがとても心強く感じられました。
それから成蹊大学を進学先として真剣に考えるようになり、この奨学金に応募することにしました。
学業も課外活動も全力で
無事に受給が決定し、入試にも合格できたため、私はこの奨学金をいただきながら、成蹊大学での学生生活をスタートさせました。
私には「奨学生である以上は人一倍努力しなければいけない」という使命感がありました。
そこで学業では、通常の授業に加えて選抜制の上級プログラム「高度情報分析プログラム」にも参加し、情報分析の訓練や企業の課題に対する解決策の提案などに積極的に取り組みました。
また課外活動では、所属人数約600人の大規模団体「学生ボランティア本部Uni.」に所属し、ボランティア活動に従事しながら、2~3年次には代表も務めました。
忙しさが増していく中、生活費を賄うためのアルバイトもなんとか続けていました。特に忙しい時には、日中から夜勤に切り替えるなどして収入がなくならないように工夫していましたが、それでも家計の赤字が埋まらず、貯金を切り崩しながら生活したこともありました。
そのような時期には、この奨学金のありがたみをいつも以上に感じていました。

グループ発表の様子(左から2番目)

代表として総会で登壇する様子
上京を支えてくれた奨学金
ひたすら走り続けた大学生活でしたが、現在は就職活動なども落ち着き、少しずつ社会人に向けた準備を進めています。
この奨学金を通じて、家計が支えられたのはもちろん、成績を一定以上に維持するモチベーションにもつながりました。私のような上京してくる学生にとっては最高の奨学金制度だと思います。
奨学金へのご支援をいただいた皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございました。
(2024年5月取材)
奨学金の支援は、寄付使途1-3「大学教育振興3:奨学金の充実」から行うことができます。
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