成蹊大学FD・SD研修会「フォントから考える多様な学生の学び方~明日から使えるUDフォントの活用方法~」(講師:高田裕美氏(株式会社モリサワ UD担当ブランドエキスパート))を開催しました
成蹊大学では、7月17日(水)に株式会社モリサワのUD担当ブランドエキスパート、高田裕美氏をお招きして、「フォントから考える多様な学生の学び方~明日から使えるUDフォントの活用方法~」をテーマにFD・SD研修会を実施しました。
対面形式で行われたこの研修会には、教職員40名が参加しました。冒頭、森 雄一学長(専門分野:日本語学)より、「日本語には見分けにくい文字の組み合わせが複数存在するが、フォントにその工夫もされているようであった。今回のテーマは非常にユニークかつ有益な内容であるため、本学にとって実りあるものとなることを期待します」と挨拶がありました。研修会の前半は講義、後半は資料作成に関するワークショップという内容で、授業作成や文書作成に役立つ実践的なスキルを学びました。講義では、書体の役割やUDフォント、UDデジタル教科書体の読みやすさがエビデンスに基づいたものであること等についての説明がありました。フォントの違いについて比較できるよう、スライド内で複数のフォント、大きさや太さが異なるものを並べることで、その違いと読みやすさについて認識することができました。高田氏からは、「紙で配布する資料のフォントも大切だが、ICTの時代こそ、個々でも選択できるフォントの役割がより重要性を増しており、電子黒板やタブレットなどでの見え方、読みやすさについても考える必要がある」「フォントのデザイン、文字の形状によって学びやすさが変わることが参加者の皆様の気づきになってほしい」とのコメントがありました。
また、参加者からは以下のような感想が寄せられました。
「どのようにすれば資料の視認性が上がるか、そこにはUDフォントがどのような効果をもたらすのかを具体的に知ることができ、今後、より読みやすい資料を作成するために活かせる知見を得ることができた」
「PowerPointのスライドと紙媒体のプリントとでフォントを使い分けるなど、状況に応じて適切なフォントを選ぶよう意識しようと思った」
本学園関係者については、研修会のオンデマンド視聴が可能です。視聴後は参加者アンケートへのご回答のご協力よろしくお願いいたします。
成蹊大学は今後も多様なテーマのFD研修会を提供し、積極的なFD活動を行ってまいります。
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本研修会オンデマンド視聴のご案内
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