成蹊大学FD研修会『留学生支援の最前線～論文作成と日本語能力向上のための実践的アプローチ～』（講師：村上佳恵氏（昭和女子大学 人間文化学部　准教授)）を開催しました

成蹊大学では5月1日（木）に、昭和女子大学 人間文化学部 准教授の村上佳恵氏をお招きし、『留学生支援の最前線～論文作成と日本語能力向上のための実践的アプローチ～』をテーマにFD研修会を実施いたしました。

対面形式で教職員24名が参加したこの研修会では、留学生の日本語学習における現状と課題、学部および大学院でのライティング指導の実践について講演いただきました。
講演の中では、学部留学生のライティング指導においては留学生の日本語理解度に合わせた段階的かつ継続的指導が重要であることや、大学院留学生においては論文の専門性が高まるため、日本語教員と専門教員の協働が理想であることなどが具体的に紹介されました。
講義後の質疑応答においても活発な意見交換が行われ、とても有意義な研修会となりました。

参加者からは、特に、講師の実践に基づいた具体的な話や、学生の反応を踏まえた教材・指導法の工夫について「非常に参考になった」「刺激を受けた」「有意義だった」といった感想が多く寄せられました。また、「専門分野が異なるため直接的な応用は難しいが、教員としての姿勢や異文化間の学びの違いに関する話が参考になった」といった感想も寄せられています。

本学園関係者は研修会のオンデマンド視聴が可能です。視聴後は参加者アンケートへのご回答をお願いいたします。
成蹊大学は今後も多様なテーマのFD研修会を提供し、積極的なFD活動を行ってまいります。

成蹊大学FDサイト
https://www.seikei.ac.jp/university/fd/
本研修会オンデマンド視聴のご案内
https://www.seikei.ac.jp/university/fd/events/2025/000125.html