成蹊大学高等教育開発・支援センター(通称「高教センター」)には大きく分けて二つの役目があります。
第一は、学内のネットワークや教室の視聴覚設備を管理するICTセンターとしての役目です。学生のみなさんにとって身近なところでは、学内の無線LANを管理したり、ノートPCの貸出しやパソコンのトラブルに対応する「サポートデスク」を運営したりと、学生生活を設備面で支えています。
第二は、FD(ファカルティ・ディベロップメント)活動を支援する部署としての役目です。具体的には、FD研修会や授業研究会の企画・開催などを通じて、大学全体、あるいは各学部・学科・研究科で、教育改善に向けた組織的な取組みが活発におこなわれるよう努めています。学生のみなさんにとって見えやすいところでは、学生アシスタントであるQLA(公認学習補助員)の育成と運用を担当しています。
こうした高教センターの業務は、いずれも、地道に不断に継続していくべき性格の仕事であると同時に、常に社会の動きに目を向けて最新の状況に対応していかなければすぐに陳腐化してしまうという側面を有しています。他方で、外部の変化を取り入れるにあたっては、本学の環境面・教育面の特色がよりよく発揮されるためのさまざまな工夫も欠かせません。
非力ではありますが、学内外の方々と協働して本センターの発展のために尽力したいと存じますので、みなさまのご理解、ご協力を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。