【大学】奨学金受給者の声「家族への負担を軽くしたい」

心理学と音楽活動の日々

私は心理とマーケティングを横断的に学べるカリキュラムを活かし、「人は何に心を動かされるのか」という関心を深めてきました。成績を維持しながら学び続けた結果、入学当初から希望していたゼミに所属でき、興味のあるテーマにじっくり取り組めています。また、軽音楽部ではライブに向けた練習を通して、自分と向き合う時間や仲間と音を重ねる楽しさを実感しました。学業と部活動の両方に打ち込むことで、大学での経験がより豊かになったと感じています。

自分にできる努力をしたい

私は千葉にある自宅から通っており、学費のほかに定期代なども一定の負担となっています。さらに２歳下の弟もおり、今後も家計の負担は増えていく見通しでした。その中で、できるだけ自分の学びに必要な費用を親に負担させたくないという思いが強くなりました。成績を維持することで受給できる「成蹊大学給付型奨学金」を知り、「家族の負担を少しでも減らせるなら、自分にできる努力をしたい」と考え、申請を決意しました。

責任感と安心感

奨学金を受給して一番よかったのは、家族への負担を軽くできたことです。そして奨学金をいただいているという責任感が学びへの一層のモチベーションになったのと同時に、経済的な安心感によって軽音楽部の活動にも心置きなく取り組めるようになりました。仲間と力を合わせてライブを成功させた経験は、大学生活の中でも特に大切な思い出です。これからも努力を積み重ね、得た学びを社会に還元できるよう成長していきたいと考えています。

（2025年11月取材）

奨学金の支援は、寄付先「成蹊学園奨学基金（学資支援）」から行うことができます。
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