寄付者の想い・在校生の声

2025年10月

【国際寮】STUDENT VOICE #01

成蹊大学 国際寮

International College MICHI

STUDENT VOICE

2027年9月、成蹊大学に新しい国際寮が誕生します。

ここから、世界が始まる。

日本人学生と留学生がともに暮らし、 日常の中で異なる文化や価値観に触れ合う
国際寮「International College MICHI」。

海外留学を経験した成蹊大学の学生に、 現地での出会いや学び、
そして新しい国際寮への期待を聞きました。

笑顔の若い女性と緑豊かなオフィスラウンジ.png

INTERVIEW

 留学先:カナダ・バンクーバー

留学期間:8か月

海外で生活してみたい。その思いから始まった留学

私は大学に入学した頃から、いつか海外で生活してみたいと思っていました。英語を学ぶことも目的の一つでしたが、それ以上に、日本とは異なる文化や価値観の中に身を置いてみたいという気持ちがありました。

留学先に選んだのは、カナダのバンクーバーです。さまざまな国や地域から人々が集まる街で、大学でも多様な背景を持つ学生たちと出会うことができました。

現地では大学の学生寮で生活し、授業以外の時間も多くの学生と過ごしました。最初は英語で自分の考えをうまく伝えられず、会話に入ることをためらうこともありました。それでも、寮で顔を合わせる友人たちが気軽に声をかけてくれたことで、少しずつ自分から話しかけられるようになりました。

振り返ると、留学生活で特に印象に残っているのは、授業で学んだことだけでなく、寮で友人たちと過ごした何気ない時間です。

ともに暮らすことで気づいた、価値観の違いと面白さ

寮では、国籍も専攻も異なる学生たちと日常的に交流していました。

特に印象に残っているのは、夕食後に共用スペースで友人たちと話していた時間です。最初は授業や週末の予定について話していたのに、いつの間にか家族のことや将来の夢、それぞれの国の文化について話が広がっていくことがありました。

あるとき、友人たちと将来の働き方について話していた際、私は大学を卒業したら就職することが自然な流れだと考えていましたが、友人の中には、一度働いてから大学院に進むことや、海外で生活しながら自分の進路を考えることを当たり前のように話す人もいました。

それまで自分が当然だと思っていたことも、国や育ってきた環境が違えば、必ずしもそうではないのだと気づかされました。

もちろん、文化や生活習慣の違いに戸惑うこともありました。共用スペースの使い方や生活時間の違いなど、小さなことでもお互いの考えを伝える必要がありました。

ただ、そうした経験を通じて、相手の考えをすぐに判断するのではなく、まずは理由を聞いてみることの大切さを学びました。

留学前の私は、国際交流というと、英語で会話をしたり、外国の文化について知識を得たりすることをイメージしていました。しかし、実際に海外で生活してみると、異なる価値観を持つ人と日常をともにし、お互いを理解しようとすること自体が、大きな学びになるのだと感じました。

そして、そのような学びは、特別な授業やイベントだけでなく、毎日の生活の中にこそあるのだと思います。

成蹊に生まれる、日常から世界とつながる場所

2027年9月に成蹊大学に誕生する国際寮「International College MICHI」について知ったとき、私が留学先で経験したような交流が、成蹊でも生まれるのではないかと感じました。

MICHIでは、日本人学生と留学生がともに生活し、日常の会話や食事を通じて異なる文化や価値観に触れる「寮内留学」を大切にしていると聞きました。

私自身、留学先で得た気づきの多くは、教室の外での出来事から生まれたものでした。だからこそ、海外に行かなくても、普段の暮らしの中で異文化に触れられる環境があることは、とても魅力的だと思います。

また、MICHIでは少人数の「ハウス」に分かれて活動し、学生たちが主体となって交流やコミュニティづくりに関わる仕組みがあるそうです。

留学先でも、最初は自分から積極的に話しかけることができませんでしたが、日常的に顔を合わせる友人がいたことで、自然と交流の輪が広がっていきました。MICHIでも、同じ仲間と生活を重ねる中で、少しずつ信頼関係が生まれていくのではないかと思います。

さらに、個室で自分の時間を大切にしながら、共用スペースではほかの学生と交流できるという環境も魅力的です。無理に交流するのではなく、自然に人とつながれる場所があることは、共同生活を続ける上で大切だと感じています。

私にとって留学は、英語を学ぶだけでなく、自分の当たり前を見つめ直し、世界の広さを実感する経験になりました。

これからMICHIで生活する学生たちにも、さまざまな人との出会いを通じて、新しい考え方や自分自身の可能性を発見してほしいと思います。

世界が広がるきっかけは、遠くへ行くことだけではなく、すぐ隣にいる誰かとの会話からも生まれる。

そんな経験が、これから成蹊の新しい国際寮で生まれていくことを楽しみにしています。

(2026年10月取材)

この国際寮で生まれる出会いや経験は、 学生たちの一生の財産になります。
皆さまのご支援が、その第一歩を支えます。

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国際寮ができるまでの歩みや、これから生まれる出会いを、
全12回のエピソードで紹介しています。

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