4月5日（水）～ 26日（水）のうちの8日間で「春のトークサロン」を開催し、市民活動団体やその支援をしている団体の方から、ボランティア活動やその背景にある社会課題について直接お話を伺いました。また、具体的な活動のイメージが描けるように、ボランティアに携わっている学生から自身の経験について話を聞く機会も設けました。

新入生の健康診断日にあたる5日（水）は1日を通して実施し、学外から５団体、学生5名に、また、授業開始後の11日（火）からのお昼休みに6回実施し、学外から4団体、学生2名に、それぞれご登壇いただきました。新入生だけでなく、大学院生や既に活動をしている学生も参加し、積極的に質問する様子も見られました。

最終回の26日（水）は、プロボノを入口に社会課題の解決に向けた活動の基盤強化に尽力している認定NPO法人サービスグラントの方をお招きしました。社会課題解決の担い手と期待されるNPOについて、また団体が抱える課題についても学ぶとともに、武蔵野市でのプロボノ事例や大学生と社会人で取り組んだプロジェクト事例についても紹介いただきました。後半はグループワークで気になる社会課題とそれに向けて取り組んでみたいことを話し合いました。様々なアイデアが出てきたところで、ボランティア支援センターのサポート体制の一つとして、費用面で活動を応援する制度である社会活動支援奨学金を紹介し、終了しました。

参加した学生から「ボランティアは大学生でも気軽に出来るということを改めて実感できた」「自分の考えや意見を学生同士や講師の方と共有できて、とても良かった」等の感想がありました。

※「プロボノ」とは、「公共善のために」を意味するラテン語「Pro Bono Publico」を語源とする言葉で、【社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや専門知識を活かしたボランティア活動】を意味します。

協力（「トークサロン」ゲスト）：
・【学習支援】公益財団法人東京YWCA　武蔵野センター　
　ボランティア担当・是常 景子 様
　ボランティア・辻田 千佳 様、竹視 早紀 様、橋本 匡子 様、髙橋 りえ子 様

・【スポーツ】公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団　スポーツ振興課　川本 聡 様

・【地域】社会福祉法人武蔵野市民社会福祉協議会 ボランティアセンター武蔵野
　センター長　三藤 和寛 様、町田 早紀 様

・【環境】NPO法人樹木・環境ネットーク協会　事務局長　後藤 洋一 様

・【福祉】NPO法人KITARU　代表　森 新太郎 様　/　天久 佳歩 さん〔法学部法律学科　4年〕

・【福祉】NPO法人Pigeon　副理事　鈴木 祐揮 様　/　佐々木 海美 さん〔理工学部情報科学科　3年〕

・【社会課題全般】認定NPO法人サービスグラント　理事　岡本 祥公子 様

・【福祉】竹内 陽 さん〔理工学部システムデザイン科　3年〕

・【フードロス・国際】日高 大志 さん〔理工学部システムデザイン科　4年〕

・【スポーツ】保明 克典 さん〔文学部英語英米文学科　3年〕

運営協力：
成蹊大学ボランティア支援センター学生スタッフ Seivior