学科・大学院
経営学の基本的な領域として「戦略とマーケティング」「組織と人間」「ファイナンスと会計」の三つの領域を想定し、それぞれの領域ごとに基礎から応用まで体系的に科目を配置しています。これら領域間の科目選択の自由度を高く設定していますので、学生の興味や将来の計画に応じて、三つの領域を均等の比重で学ぶことも、また、いずれかの領域を重点的に学ぶことも可能です。
現代の企業経営に不可欠な語学力を中心としたグローバルな能力と、情報機器も使い、企画・調査、分析、プレゼンテーションなどの情報処理能力を身につけられる科目を豊富に配置しています。さらに、総合経営学科では、経営学専門科目と学際科目の連携を想定した科目も配置し、経営学専門科目と学際科目を有機的に関連付けることができます。
実務経験の蓄積からスタートした経営学は今や科学的な学問として発展しています。しかし、それに伴い、企業経営の実務とかけ離れた抽象論になる危険性もあります。そこで、総合経営学科では、現代経営学の理論を補完する実務的・実践的な科目を多く配置しています。理論的科目と実践的科目が「車の両輪」となることで、今日の職業人に必要な能力や知識を修得できます。さらに、情報分析能力やプレゼンテーションスキルを高めるための特別プログラムとして「高度情報分析プログラム」が設けられています。
経営学の基礎から応用までの十分な知識を持ち、高い語学力や最新の情報機器に関するスキルを身につけた職業人として世界で活躍する人材へ。