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報告

【成蹊ボランティアプログラム(SVP)】「防災・減災ボランティア」を実施しました。

 今年度第3回目は、災害発生時、自分の身を守るため(自助)に必要な一般知識を身につけると同時に、防災・減災に対する意識を高め、地域の人と協力して助け合う(共助)大切さを学ぶことを狙いとして、「防災・減災」をテーマに開催しました。

 事前研修として、一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンターの遠藤聡様に、防災・減災に関する一般知識や平時にできる備えや取り組みについてお話いただく中で、災害ボランティアへの一歩を踏み出すきっかけになるように、記憶に新しい能登半島地震を例にして、災害ボランティアセンターや災害ボランティアについて紹介していただきました。

 研修で得た知識を実践に生かすために、ボランティアセンター武蔵野の三藤和寛様の協力のもと、現場演習として大学周辺のまちあるきを行い、要所でクイズ形式を交えて解説をしていただきました。

 個別での振り返りとして、まちあるきでの視点をもとに、各自の居住エリアで災害発生時に想定されるリスク等を確認し、対策を検討するレポートを課題としました。危険な場所や安全な場所、避難者が支援を受けられそうな場所といったポイントを押さえた上で、自宅から一番近い避難場所と避難経路を確認する設問、防災・減災のために必要なことについても考える設問を設け、自分事として捉えるための足掛かりとしました。その後、お互いの考えや調べた知識を共有する機会を設け、活発に意見交換がされました。

 「自分に出来ることは意外と多いということに気づくことができた。」「お互いの意見を共有し合ったことで、より知識を深め、多くの気づきを得ることができた。」という感想がありました。具体的に災害時にすべきことや普段からできることを考える機会になっただけでなく、災害ボランティアにも様々な活動があることを知り、挑戦してみたいという声にもつながりました。

【研修】ガイダンス・事前研修
日時:2024年5月22日(水)17:00~18:00
会場:6号館 301教室
協力:一般社団法人ピースボート災害支援センター 遠藤聡氏
内容:能登半島地震を例に災害ボランティア・災害ボランティアセンターについての紹介、
   防災・減災に関する一般知識等
参加者数:11名 ※他1名は、オンデマンド視聴にて受講

【ボランティア体験】現場演習
日時:5月29日(水)17:00~19:00 6名 (職員1名)
6月 4日(火)15:00~17:00 5名 (職員1名)
活動先:成蹊大学周辺
協力:社会福祉法人武蔵野市民社会福祉協議会 ボランティアセンター武蔵野センター長 三藤和寛氏
参加者数:11名
内容:災害時のリスクを想定し、危険な場所や災害時に利用できる施設等について説明を
受けながら、実際に大学周辺を歩いて確認

【振り返り】
①レポートでの振り返り
参加者数:12名 ※まちあるき欠席者1名は自身の居住エリアを調査の上、レポート回答
内容:まちあるきの視点をもとに、各自の居住エリアで災害発生時に想定されるリスク等を確認し、対策を検討  

②対面での振り返り
日時:6月18日(火)12:30~13:00 5名
6月19日(水)12:30~13:00 7名
会場:成蹊大学ボランティア支援センター
協力:社会福祉法人武蔵野市民社会福祉協議会 ボランティアセンター武蔵野
センター長 三藤和寛氏
参加者数:12名
内容:レポート回答の際の各自の調べ学習を踏まえ、災害発生時に向けて、各自でできること(自助)とすべき
   こと(共助まで広げて)を考察

事前研修
まちあるき➀ 災害時帰宅支援ステーション
まちあるき➁ 指定避難所 
まちあるき➂ かまどベンチ
振り返り➀ 6月18日
振り返り➁ 6月19日
関連リンク
成蹊ボランティアプログラム(SVP)