教育の特色

成蹊中高一貫教育

中高一貫教育の強み 発達に応じた3ステップのきめ細かな教育指導

6年間を3つの学習ステージに設定。
学力だけでなく人間としての基礎力、応用力、実践力をみがく中高6年間の一貫教育。

導入期教育

個性を尊重しながら、成蹊生の基本スタイルを確立

学力を高めるのはもちろん、充実期教育へのコンディションづくりとして生活習慣や学習習慣の確立を重視し、成蹊で学ぶ者としての基本を築きます。授業もあえてゆっくりとした進め方で行い、特に中学1年では1クラス36名程度の規模とし、確実な学習習慣を身につけるとともに、豊かな人間関係を育成します。

一人ひとりの論理的思考力を育成する

  • 学習目標の設定、教科間の連携強化により、生徒の学習に対する習慣を確立する。
  • 教科内容の細分化に対応した専門教員の指導により、基礎能力の向上を目指す。

身体を使って具体的に学ぶ 感性を育むカリキュラム

具体的な内容から抽象的な内容へ。これが中学から高等学校へのカリキュラムの流れの特徴です。導入期には芸術や家庭科など実際に身体を動かして感性を育てる授業を多く設定し、理科などでも実験観察を多く実施しています。

充実期教育

自らの習慣や才能を自覚し、目標を見出す力をつける

学校生活の中で最も多忙な時期だけに、毎日のスケジュールを管理する能力が必要になります。幅広い分野で多くの学習をこなすことで基礎学力を充実させながら、自らの資質や才能を自覚し、将来像をイメージしていきます。1クラスの生徒数は中学2年からは38名程度、高等学校1年からは41名程度になります。

知的好奇心、科学的探究心の向上をはかる

  • 幅広い分野のカリキュラムで、目標を発見する機会を多く与え、同時に基礎学力の充実を目指す。
  • 物理・化学・生物・地学の理科4科目、地理・歴史・公民の社会3科目、国語の作文教育、芸術としての書道教育など各分野の専門教員による教育が充実

本物に触れる体験を通して「考える力」を習得 体験学習

成蹊では、各教科、諸行事で体験・実験・実習を重視しており、生徒は本物に触れる事で主体性・社会性を身につけます。中学3年では、国語・社会・美術の授業を通じて総合的に事前学習を行い、それをふまえて京都・奈良への修学旅行を実施しています。

発展期(進路期)教育

目標に向けて才能をさらに伸ばす

これまでに描いてきたそれぞれの将来像を、より明確な進路として具体化するために、進路指導体制を強化します。一人ひとりが志望する進路を実現できよう、資質や能力をさらに高めていく綿密な学習指導を徹底していきます。

知的好奇心、科学的探究心の向上をはかる

  • 個性を尊重した進路指導により、人生の将来像を描きながら具体的な進路を明確にしていく
  • 目指す進路に応じて細分化されたコース編成と綿密な学習指導により、それぞれの資質に磨きをかける

個性、希望進路に合わせた19コース 進路別コース授業

高等学校3年では進路に合わせた19種類のコースを設定しています。全授業の約半分をこのコースごとに行い、自由選択の演習を用意して様々な進路に向けた学習環境を実現しています。きめ細かく高度な授業によって、一人ひとりの才能を伸ばします。