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報告

「外国にルーツのある子ども達とのイベント」を行いました。

学生スタッフSeiviorの企画により、外国にルーツのある子ども達の存在やそういった子ども達への支援の方法が様々あることを知ることを目標として、外国にルーツのある子ども達と本学学生とが一緒に楽しむイベントを行いました。当日は、公益財団法人東京YWCA武蔵野センターが日本語を母語としない子ども達に日本語および学習支援を行う「いちごの部屋」に通う子ども達7名の参加がありました。

日本の伝統的な遊びであるかるたやユニバーサルスポーツを通して、子ども達が楽しく日本語を学ぶ機会となるように、クイズ形式も取り入れながら解説を行いました。また、車椅子を利用している人の疑似体験として、椅子に座ったままで風船バレーを行ったり、年齢、性別、障がいのあるなしにかかわらず、すべての人が一緒に競い合えるスポーツであるボッチャを取り入れたり、参加者全員が社会課題について考えることができるように工夫しました。

参加した学生からは「子ども達を楽しませようとしていたはずが、自分が楽しかった。」「子どもに威圧感を与えないよう、かがんで視線を揃えるようにした。最初は目も合わせてくれなかった子どもが、最後には名前を呼んでくれて、とても嬉しかった。」「日本語が通じないときには、別の表現をしたり、ジェスチャーを使ったりして、コニュニケーションをとれるように工夫した。」等、楽しんで参加したことと、自然に相手に寄り添う行動をとることができたことが伝わる感想が寄せられました。

 「いちごの部屋」でボランティアをしている方の参加もあり、「学生の活動や取り組み、そしてそれに対する向き合い方はとても勉強になりました。学生はもちろん子ども達同士の交流が特に印象的で、スポーツやクイズがコミュニケーションの種になるので、普段以上に会話が弾み、みんな楽しそうでした。」といった感想をいただきました。

【日 時】2024年12月1日(日)  12:30~17:00
【会 場】3号館102教室
【主 催】成蹊大学ボランティア支援センター
【企画・運営】成蹊大学ボランティア支援センター学生スタッフ Seivior
【参加者】22名(学内:学生8名、職員2名 / 学外:子ども7名、ボランティア4名、スタッフ1名)
【内 容】ユニバーサルスポーツやパラリンピックについて、クイズ形式も取り入れながら説明をしたあと、4
     チームに分かれ、2コートでボッチャを対戦した。次に、風船バレーのオリジナル版として、チーム
     ごとに椅子に座ったまま、風船を床に落とさずに長く続けられるかというゲームを行った。ボッチャ
     や風船バレーを通じて、子どもから大人まで、また障害の有無に関係なく、手軽に楽しめるスポーツ
     を体験した。休憩を挟んで、かるたについての解説と、それに関するクイズ、実際の競技を行った。
     最後に、ピーチくんから子ども達全員に参加賞をプレゼントした。

ボッチャ
風船バレー
ボランティアかるた
ピーチくんから参加賞の贈呈