学科・大学院
法律を学ぶには六法(法令集)など基本資料を読み解く技術や、理論的に考え、公正な判断を下す能力が必要です。1年次のゼミ(演習)では自ら考えることで、4年間の学びの土台を築きます。
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擬似的に株式会社を設立し、事業計画を作成して、実際に欅祭(大学祭)に出店・営業することにより、株式会社の設立から解散までを体験する「体験型ゼミ」です。この体験を通じて、株式会社とは何かを考えます。
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現代社会を動かしているさまざまな取引とその法的問題を探り、事実の把握、法律構成、法適用、判例を評価する力を養います。民法、著作権法に規定される諸制度を横断的に検討し、理解を深め、法体系を立体的に把握します。
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行政法の講義で修得した理論を実際の事例に当てはめて理解を深めます。行政法規や行政法の判例は日常生活ではあまりなじみがないものが多いので、正しく理解するためには具体的な判例を見ることが不可欠です。
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トランプ政権の移民政策と司法判断、アファーマティブ・アクションの現況、AI 技術と法政策などに関する英語の書籍・新聞雑誌記事・ウェブ記事を丁寧にまた発展的に読んでいきます。
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政治、経済、社会において情報は極めて重要な機能を果たしています。憲法、行政法および民法の視点から、マス・メディアによる情報の発信および情報の流通、マス・メディアからの情報の受領に関して、法的問題を考察します。
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米国の著作権による国外収入が、航空機や自動車などの代表的産業を大きく上回ったという事実からも、著作権には極めて大きな経済的価値があるということが分かります。著作権の経済的側面について法的に考察します。
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親族法は、出生から死亡まで、全ての人が避けては通れない法分野です。親族法全体の概要について、基礎的な概念やその要件および効果、それらに対する判例の評価や考え方を学び、親族法全体を俯瞰的に把握します。
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人の死亡から生じる法律関係である相続法は、全ての人が避けては通れない法分野です。相続法全体の概要について、基礎的な概念やその要件および効果、それに対する判例の評価や考え方を学び、相続法全体を俯瞰的に把握します。
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法律をより身近なものに感じながら、法理論の理解を深めるため、判例などを題材にして議論します。また、刑事模擬裁判を体験し、法律学が社会の中でどのように役立っているのか、法律は身近で楽しいものだということを学びます。
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民法典という膨大な法典の中の財産法分野の民法総則と物権法を、さらには債権法の分野を対象として、判例・学説を徹底的に学修します。民法の大改正がなされたので、注意が必要です。
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刑事法(刑法及び刑事訴訟法)に関する重要な判例について、学習した知識を踏まえつつ検討します。判例においてどのように刑事法が適用されているのかを学ぶことにより、刑事法に関する理解を深めます。
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刑事手続に携わっている弁護人に関する判例や文献等について検討します。弁護人に関する様々な議論を学ぶ中で、刑事手続の基本的な考え方や、刑事手続における弁護人の活動についての理解を深めます。
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司法試験と司法試験予備試験の過去問(民法)を素材として、条文や判例の読解力と法的思考力を養いながら、法的三段論法を用いた論述力を磨き、法律実務家やビジネスマンとしての文章力を鍛えます。
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関係する論文、判例、新聞記事などを素材として、会社法、金融商品取引法、商法などについて検討します。現実にどのような紛争が生じうるのか、紛争を予防するためにどのような実務的な措置が採られているのかに配慮します。
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①労働法に関するさまざまな情報を収集、分析することができること、②コミュニケーション能力を高め、お互いの意見を理解することができること、③「働くこと」について考えを深め、自分の意見を持つことができることを目標とします。
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国際紛争に関する報道から、国際法に関わる論点を探し出し、関係者それぞれの立場から望ましい政策を考察し、それについて国際法を用いて説得的に議論することができるという柔軟かつ合理的な法的思考力の修得を目標とします。
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スポーツに関する法を概観し、その論点を考察します。スポーツに関わる法的論点について概要を把握するとともに、国や地方公共団体の政策全体の中でスポーツに関する法政策について自らの意見を説得的に展開していきます。
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現代の国際社会における諸問題について、平和の維持と正義の実現を調和させるという視点から批判的に考えることと、自分なりの建設的な意見をもち、それを説得的に提起できるという柔軟かつ合理的な法的思考力の修得を目標とします。
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行政法に関する踏み込んだ洞察を得ることを目的とします。重要性が増してきている情報法の分野を取り扱います。個人情報保護の仕組みを中心としますが、個人情報保護に密接に関連する諸制度の問題も選択する予定です。
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刑法総論および各論の主要な論点に関わる重要な判例を学ぶことにより、刑法の講義で学んだ内容を確実に消化するとともに、刑法上の諸論点をさらに深く理解するための基礎を固めることを目的とします。
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信託について基本的な考え方やルールを学びます。信託が日本の社会の中で実際にどのように使われているか、これからの日本社会ではどのような形での信託の活用が考えられるか、といった実務的観点も視野に入れます。
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社会に大きな影響を与えた訴訟事件を選び、紛争の事実関係と訴訟経過、法的争点の所在と裁判所の判断および事実関係の補遺と紛争を取り巻く当時の社会状況について、詳細な調査に基づきプレゼンテーションをします。
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保険法(平成20年法56号)を中心に、判例を用いて保険契約法を研究します。また、損害保険および生命保険の分野においてどのような点が法的に問題とされているかについて検討していきます。
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2005年に成立した会社法(平成17年法86号)の規定を中心に、最近の会社法における法的問題の判例を用いて検討します。会社法総論から社債まで、そして株主総会から会社の組織再編までを取り上げます。
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アメリカ不法行為法の基本的なルールについて学びます。弁護士の作成したメモ、開示の過程で録取された関係者の証言、保険会社との手紙のやり取りなどの文書も活用して、弁護活動の実際についても学びます。
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アメリカ法について卒業研究をまとめることを目標とします。さまざまな判例について学びながら、各自がテーマを探し、関心を持った分野・問題について、アメリカの裁判所の判決を読み込んだ上で論文を執筆します。
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現代家族が抱える法的問題を検討します。婚姻、離婚、内縁、性同一性障害、養子縁組、生殖補助医療、成年後見、老親扶養等に関する論文と判例を読み、問題状況を理解し、解決に向けての方策を主体的に考える力を養います。
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フランス家族法関係の論文を読み、日本家族法との比較検討をします。フランス家族法の状況を把握し、日本とどのような違いが見て取れるかを分析し、自分の興味の対象を定め、研究発表を行います。
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企業の合併や買収(M&A)に関連する事項を中心に、会社に関するトピックを取り上げ、会社法の理解を深めます。条文や重要裁判例からはもちろんのこと、経済学的視点から会社法制度を考察する知見も提供します。
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医療事故への刑事司法の介入や医療と個人情報保護法など、現代社会で問題となっている事象をもとに考察します。医療で問題となっているトピックを横断的に検討し、関連法制度に対する理解を深め、問題点を議論します。
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法理学の3つの領域(法概念論・法学方法論・法理念論)の中の特に法理念論に関わるテーマです。具体的な社会問題との関わりの中で価値論や思考枠組を学ぶことで、正議論は大変面白い知識の領域であることを実感します。
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消費者取引の課題について、民法、消費者契約法などを適用して、どのような解決を図るべきか。具体的な判例の事案を法律問題として理解し、法に基づいた問題解決能力を身につけていきます。
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環境法の課題について、法律問題として、どのような解決を図るべきか。具体的な判例の事案を法律問題として理解し、法に基づいた問題解決能力を身につけていきます。
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憲法に関する英語文献を手掛かりに、諸問題を考えます。英語文献を非常にゆっくりと読み進めながら、それを手掛かり足掛かりとして、各自の関心のおもむくまま、関連するさまざまな問題を自由に調査し解明する方式によります。
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独占禁止法の全体を把握することを目標とします。基礎知識だけでなく、判例、審決による具体的なルール、各ルールの実効性確保のための措置、関連する手続、国際的な競争法の展開、歴史、基本科目との関連性まで検討します。
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市場で激しい競争を行う企業の多くは、同業種間あるいは異業種間において提携関係を模索しています。企業間提携契約におけるさまざまな法的諸問題について、理論と実務の両面からアプローチし、さらに掘り下げ検討します。
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「生殖医療と法」「障害者差別と法」「こどもの権利」「インターネットと法」「AIと法」などの具体的な社会問題・社会現象を通して、現代社会において法が果たす役割と限界、そして可能性について考察します。
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司法試験と司法試験予備試験の過去問(民法)を素材として、条文や判例の読解力と法的思考力を養いながら、法的三段論法を用いた論述力を磨き、法律実務家やビジネスマンとしての文章力を鍛えます。