学科・大学院
国際社会から身近な地域社会にいたるまで、私たちは今日さまざまな法律的、政治的な問題に直面しています。それらの問題をどのように理解し、どのような解決策を提案していくのかということは、現代の社会に求められている重要な課題であるといえるでしょう。このような視点から、本研究科は国際化に応じた広い視野、情報化に応じた分析力と判断力、高度な社会科学的思考を磨き、法学と政治学の専門研究を進めます。さらに社会や学界に貢献する豊かな研究成果を生み出すための学問的研究能力を育成し、社会における問題解決能力を養うことを目指します。
基礎法から最先端分野の法律問題まで多様な分野の第一級の専門家が揃っています。個々の研究領域は憲法・行政法などの公法、民法・商法・民事訴訟法などの民事法、刑法・刑事訴訟法などの刑事法のほか基礎法を加え、法律学全般の多岐に渡っており、近時の新しい法律の動向にも特に関心を持って研究活動を展開しています。また国際的な面における法律の 進展についても十分な研究を行うことができるよう資料等の整備・充実が図られています。
基礎的、古典的な分野から最先端の分野まで、それぞれの分野を代表する研究者が揃っています。個々の研究領域は、政治理論・政治思想史、政治史、行政学、地方自治論、政治過程論、比較福祉政治、国際政治学、ヨーロッパ、アメリカ、中国といった各地域研究など多岐に渡っており、活発に研究活動を展開しています。成蹊大学アジア太平洋研究センター主催の研究プロジェクトへの参加など、共同研究を通しての相互コミュニケーションも密接に行っています。