学科・大学院
政治とは、人間が集団で生きていくための意思決定手段です。それは国家、自治体、企業などのフィールドの規模に関係なく、また、外交や政策から身近な教育・高齢者問題にいたるまで、社会生活のあらゆる局面において必要とされるものです。政治学科では、幅広い教養のうえに、社会のあらゆる現象に柔軟に対応できる社会科学的思考を磨き、多くの選択肢のなかから的確な判断をくだせる意思決定能力、それを実行に移すための組織運営能力育成に力を注いでいます。個人と社会、個人と組織の関係を円滑にし、集団がよりよい方向へ進むための知識を身につける、それが政治学科の教育目標です。また、現代は政治現象も世界的規模で変化しており、国際的な視点や発想、そして、語学力を身につけることを重視しています。
政治学科では、知識だけでなく、自分の意見を発表するプレゼンテーション、他者と論議するディスカッション、レポートを書くライティングなどの能力も重視されます。そのため、全学年に少人数によるゼミを配置し、総合的なコミュニケーション能力を高める教育を行っています。さらに、国内外の問題に関する多彩なカリキュラムなど、刻々と変化する社会に柔軟に対応できる人材を育成する教育を充実させています。
第1、2ターム
(1年次)
社会と政治の
基礎となる
知識を身につける
第3、4ターム
(2年次)
基礎知識を固める
ゼミで問題関心を
深める
第5、6ターム
(3年次)
第7、8ターム
(4年次)
ゼミや選抜制の科目で、
卒業後の進路を見据えた
専門知識を習得する
大学院
国家公務員
地方公務員
教育
資格
卒業生を含む
組織をまとめ、動かしていく卓越した能力を活かし、企業から公務員まで多彩な進路が期待できます。また、より専門分野を探究する大学院生としての将来も開かれています。