授業紹介

現代の国際関係


政治学科

履修学生インタビュー

この授業の内容を教えてください。

一言でまとめると「現代の国際政治の実情を知り、問題について思考する力を養うことができる」授業です。この講義では核兵器、冷戦、民族問題、南北問題、国際機関、環境問題、さらにはウクライナ戦争など現代の国際政治で直面すべき様々な問題について検討します。様々なデータを扱いながら、問題の根本の原因は何なのか、さらにこの問題が私たちに何をもたらすのかを考察していきます。この授業を履修することで'本当の'国際政治の問題が解るようになり、今までの見方が180度ガラッと変わるはずです。

この授業の学びで印象に残っていることを教えてください。

冷戦以降から世界ではグローバル化が始まったとされています。今や私たちは何かをするときに自国だけでなく他国と連携を取り、一緒に物事を進めていくということが当たり前の時代になりました。つまりは自国のみで完結するということがほとんどなくなったのです。これからの世界を壊すことなく持続させるためには、国同士が協力し南北問題や地球温暖化などの諸問題について協力して解決に導く必要があります。

履修後に芽生えた探究心や興味、発見はありますか?

遠藤先生のレジュメには日本だけでなく、国外からの資料が豊富です。考えてみれば日本の資料だけでは得られる情報に偏りがあり、また全ての情報を網羅するのには限界があります。そのため日本の資料だけを使用するのではなく外国語の資料や情報もなるべく見るようになりました。同じ問題でも日本とは違う視点でとらえていることがあり、それらに触れることによって多角的な視点を身に付けられるよう努めています。さらに、外国語の文献やサイトから情報を入手する際は英語力が必要になってくるので英語力のさらなる向上に励んでいます。