学科・大学院

現代経済学科
(2020年4月開設)

現代社会が抱える複雑な問題を
発見・考察し
他者との協働を通じて、
課題解決に立ち向かう

 

学科の特徴

現代の企業行動や金融の仕組みを理解しつつ、さまざまな実践的活動を通じてグローバルとローカルの双方の視座から持続可能な未来を展望できる人材を育てます。

1、多元的な視座から経済学を学ぶ

経済学の視座と手法を学ぶと同時に、隣接領域の学問の視座と手法を学び、それを取り入れながら複雑多岐にわたる現代の社会問題がどこにどのように存在しているのか、その原因はどこにあるのか、社会問題をどのように分析し、解決へと導いていけばいいのか――という非常に切実な課題を明確にしていきます。

2、持続可能性を二つのプログラムを通して学ぶ

自らが関わる地域社会が抱える問題を見通し、課題解決へと導くためには、その地域社会だけを分析するだけでは十分とは言えません。国内外を比較・分析するグローバルな視座を学ぶことも必要です。地域コミュニティ経済領域、グローバル経済領域の二つのプログラムから多角的に現代の社会問題を考察していきます。

3、虫の目を持って実践的に社会問題を考察する

経済学の知識と応用力をさらに深めるためには、従来の経済理論の視点だけでなく、自ら現場に赴き、自身の目と耳で社会問題に直面し、そしてさまざまなデータを収集・分析し問題の原因を明らかにする「虫の目」を持つことが大切です。その目を持って他者と協働しながら、多種のデータ分析に基づいて客観的かつ批判的に社会問題を直視していきます。

4年間の学習

第1ターム、第2ターム
(1年次)
経済学の基礎的な考え方、英語、外国語、その他の学問を幅広く学ぶ
第3、4ターム
(2年次)
社会問題を分析するための基礎的な調査技術・方法を深く学ぶ
第5、6ターム
(3年次)
経済学的視点を踏まえ、自らの問題意識から発見した課題に関し調査する
第7、8ターム
(4年次)
卒業研究に取り組み、4年間の学びの集大成となる論文などをまとめる

現代経済学科で取得可能な資格

教育職員免許状(一種免許)
・中学校(社会)  
・高校(地理歴史・公民)  
・学校図書館司書教諭
社会福祉主事[任用]