学科・大学院
経済学の基礎理論にはミクロ経済学とマクロ経済学の二つがあります。経済数理学科では特に数理的側面を重視しつつ、この二つの経済学を系統的に学びます。これらを通して、経済数理モデルを構築して分析していく手法を身につけ、国際貿易・企業間競争・金融マーケットなど諸分野の研究や、少子高齢化・環境・不平等などの社会問題の解決のために応用します。
高度情報化社会と言われる現代では、インターネット上に膨大なデータがあふれています。しかし、大切なことは膨大なデータから正しい知見を得ることであり、まさにそのような能力を持つ人材が社会で求められています。経済数理学科では、計量経済学をはじめとする講義やゼミの中で、データ収集・解析のための統計的思考力とプログラミング技能を修得することができます。
経済数理学科の基盤となるミクロ経済学・マクロ経済学・計量経済学は「世界標準の学問」であり、その合理的思考法は、国境や時代を越えて、さまざまな困難に立ち向かうための武器となります。経済数理学科での工夫を凝らしたカリキュラムにより、これらの「世界標準の学問」を無理なく身につけることができ、3年次終了時には大学院初年度向けの英語教科書が理解できる程になるはずです。
経済学・データ解析の専門家として、激変する時代の中で社会を正しくリードしていく人材へ。