学科・大学院

経済数理学科
(2020年4月開設)

データとモデルに基づいて
「経済現象」を解き明かし
立ちはだかる社会課題を
解決へ導く

 

学科の特徴

数理モデルに基づく経済分析と未来のICT社会を支えるデータ解析など、理系・文系の枠組みを越えた教育の実践により、次世代のリーダーを養成します。

1、数理的に経済学を学び社会問題の解決を目指す

経済学の基礎理論にはミクロ経済学とマクロ経済学の二つがあります。経済数理学科では特に数理的側面を重視しつつ、この二つの経済学を系統的に学びます。これらを通して、経済数理モデルを構築して分析していく手法を身につけ、国際貿易・企業間競争・金融マーケットなど諸分野の研究や、少子高齢化・環境・不平等などの社会問題の解決のために応用します。

2、膨大なデータを解析する統計的思考力を養う

高度情報化社会と言われる現代では、インターネット上に膨大なデータがあふれています。しかし、大切なことは膨大なデータから正しい知見を得ることであり、まさにそのような能力を持つ人材が社会で求められています。経済数理学科では、計量経済学をはじめとする講義やゼミの中で、データ収集・解析のための統計的思考力とプログラミング技能を修得することができます。

3、世界標準の経済学を無理なく身につける

経済数理学科の基盤となるミクロ経済学・マクロ経済学・計量経済学は「世界標準の学問」であり、その合理的思考法は、国境や時代を越えて、さまざまな困難に立ち向かうための武器となります。経済数理学科での工夫を凝らしたカリキュラムにより、これらの「世界標準の学問」を無理なく身につけることができ、3年次終了時には大学院初年度向けの英語教科書が理解できる程になるはずです。

4年間の学習

第1ターム、第2ターム
(1年次)
経済学とデータ解析について、基礎から系統的に学ぶ
第3、4ターム
(2年次)
基礎の修得がひと通り完了し、勉学の幅を応用分野へ広げる
第5、6ターム
(3年次)
自分が選んだ専門分野に関して、授業で理解を深め、ゼミで研究・発表を行う
第7、8ターム
(4年次)
大学での4年間の勉学の集大成として、卒業研究に取り組む

経済数理学科で取得可能な資格

教育職員免許状(一種免許)
・中学校(社会)  
・高校(公民)  
・学校図書館司書教諭
社会福祉主事[任用]