理工学へ、ススメ。

理工学部
電力・エネルギー研究室

丹羽 信博さん

岐阜県立岐山高等学校出身
システムデザイン学科4年
(2013年12月取材時)

自分でオリジナルの素材を作り出せる研究が魅力

成蹊大学のオープンキャンパスに参加した際に、システムデザイン学科では、機械工学、電気電子工学、ロボット工学、経営工学の4分野を系統的に学べることを知りました。そこから自分に合った分野を見つけられるのではと考えたのが入学のきっかけです。

入学後は、電気電子工学やエネルギー問題についてさらに深く学びたいと考え、現在は、超伝導線材の開発研究に取り組んでいます。この研究は、風力用の発電機、医療用MRI、電力貯蔵装置などに応用が期待されているもので、研究室では、将来必要とされる分野の材料開発を行っています。思うような結果が出ずに苦労する時もありますが、学術的な知識を習得しながら、自分自身の手でオリジナルの素材を作り出せることに魅力を感じています。

また、所属する研究室では、研究成果を国際学会で発表するなど積極的に世界に発信しています。そのような貴重な経験を積むことで、グローバルな社会で活躍できる能力や、自らの視野を広げることの大切さも学ぶことができました。

電力・エネルギー研究室

低炭素社会に向け「電気抵抗ゼロ」の特徴をもつ「超伝導」を用い、自然エネルギーを「つくる」「貯める」「送る」をキーワードにナノテクノロジーを駆使した材料開発、機器開発に取り組んでいます。

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