学科・大学院
情報科学のあらゆる分野、ソフトハード・システム・メディアを網羅する情報科学科は、コンピュータ原理からその応用まであらゆる領域の学びを通じて総合的な知識と技術の獲得を目指します。
少人数によるプログラミング演習や実験による高度なコンピュータ操作能力はもちろん、統計学や金融工学を含む経営科学も学ぶことができます。
多様化が進む情報化社会において自らの個性を発揮するには、知識に加えて実践的な技術を身に付ける必要があります。特にネットワークを含めた情報システムの仕組みや、その社会との関わりの理解に加えて、システムを活用し、変えていく力を持つことが大切です。それには経験が何よりも重要です。
情報科学科では、プログラミングの講義と実験をカリキュラムの中心に据えており、学生は1年次のはじめからそれらの科目を履修していきます。これにより、論理的な思考とともに実践的な力を身に付け、複雑な情報システムの動きをイメージできるエキスパートを目指します。
情報科学科の教育研究内容は、「コンピュータ科学分野」「データ数理分野」の2コースから構成されます。2年次からは1つのコースに所属して、その専門コース科目を中心に履修します。3年次の後期からはコースに関連する研究室に所属し、「情報科学プロジェクト実験」において、先進的な理論と技術を身に付けます。そして、4年次には自分で積み上げて修得した専門知識を活かして卒業研究に取り組みます。
情報科学科では、2020年度入学者からパソコンのBYOD(Bring Your Own Device)を導入しました。したがって、各自がノートパソコンを所有・管理し、そのパソコンを大学に持参して授業で利用することが必要です。このパソコンのBYOD化は、ソフトウェアを使いこなすだけでなく、コンピュータの管理者としてソフトウェアをインストールしたり、自分で必要に応じてパソコンの設定を変更したりするなど、自分でコンピュータを管理する能力も身に付けることを目的としています。
第1、2ターム
(1年次)
理工学の基礎となる
数学、物理、化学および
プログラミングを学修
第3、4ターム
(2年次)
コース科目を学び、
分野の特徴を把握
第5、6ターム
(3年次)
専門科目を学び、
後期より研究室に所属
第7、8ターム
(4年次)
教員の指導のもと、
卒業研究に取り組む
教育職員免許状(一種免許)
社会福祉主事(任用)
情報科学科のカリキュラムは、プログラミング科目とコースごとの専門科目が特徴です。学科の学生は、必修と選択のプログラミング科目を通して、情報処理における実践的な力を身に付けます。準必修のコース科目により、各専門分野ごとの重要事項を系統的に学びます。そして、知識の土台を固めた上で卒業研究を行い、情報処理の専門家を目指します。
※横スクロールで閲覧できます。
情報科学科では2つの分野に15の研究室が
あります。