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報告

ボランティアカフェ「国際ボランティアVol.1」を実施しました

 本センターでは、海外でのボランティア活動に興味・関心がある学生を主な対象とし、夏休み前に「国際ボランティア」をテーマとするボランティアカフェを開催しています。今回は、NPO法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター)(以下、NICE)の諸藤 凌太郎氏をゲストスピーカーとしてお招きしました。

 冒頭では、諸藤氏ご自身の国際ボランティア参加のきっかけや経験について紹介がありました。

 続いて、団体が取り組んでいる「国際ワークキャンプ」についての説明がありました。国際ワークキャンプの歴史にも触れ、第一次大戦後、廃墟と化したフランスのヴェルダン地方において、フランス・ドイツ・イギリス・オーストリアといった国々の人々が5か月間寝食を共にしながら、家屋の建築、道路工事、整地、植林といった活動に取り組んだことが起源であるとの説明がありました。長い歴史を有する活動であることに、参加学生は驚いた様子でした。

 その後、NICEを通じて参加可能な「国際ワークキャンプ」の紹介がありました。約60か国と選択肢が幅広く、環境・福祉・文化など多様な分野から自分に合った活動を選べる点が特徴的でした。また、日本国内で多国籍の参加者とともに農山村地域で活動する「国内ワークキャンプ」についても紹介があり、費用面での参加ハードルが比較的低いことから、関心を示す学生も多く見られました。

 さらに、実際にワークキャンプに参加するまでの手続きの流れや渡航費の目安など、具体的な情報についても説明がありました。

 最後に、NICEが国際ボランティアを推進する意義についてのお話があり、参加学生にとって国際ボランティアへの理解を深める機会となりました。また、関心はあるものの参加を迷っている学生に向けて、一歩を踏み出す後押しとなるメッセージも伝えられました。

 13時以降は希望者による質問・相談の時間を設け、7名の学生が参加しました。諸藤氏から個別の質問への回答や各国プログラムの詳細な説明もあり、アットホームな雰囲気の中で終了しました。

 事後アンケートでは、現地での活動内容や費用、必要な準備といった具体的な情報が得られた点が好評でした。また、国内でできる国際ボランティアについての紹介があったことを評価する声もありました。その他、「行動することによって世界を変えていくというメッセージが印象的だった」「参加動機は何でもいいという言葉に背中を押された」といった感想も寄せられました。

 なお、参加学生の中には、一昨年のボランティアカフェでNICEの国内でできる国際ボランティアを知り、実際に参加した経験をもつ学生もいました。今回のボランティアカフェを契機として、一人でも多くの学生が実際の行動へと踏み出すことを期待しています。

【実施概要】

日程:2026年6月10日(水)12:30~13:30 ※13:00以降は、希望者を対象に質疑応答・個別相談を実施

場所:ボランティア支援センター

協力:NPO法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター)諸藤 凌太郎氏

参加者:学生25名、教員2名

真剣に聞き入る参加者たち
13時以降の相談会の様子