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活躍する修了生

金融ビジネスへの法的理解が深まっただけでなく、
他業界の仲間との意見交換から、幅広い視野を得られました。

小野 祐司
1991年 3月 慶應義塾大学 法学部法律学科 卒業
1991年 4月 東洋信託銀行株式会社 (現 三菱UFJ信託銀行株式会社) 入社
2004年 4月 成蹊大学法科大学院 未修者コース 入学
2007年 3月  成蹊大学法科大学院 修了
2007年 9月 司法試験合格
企業内弁護士・三菱UFJ信託銀行株式会社 (2013年3月現在)

現在、信託銀行に勤めています。アメリカのロースクールへの留学を経て法務担当部署に配属となり、信託法や金融商品取引法など、金融に関する専門性の高い法律知識を得る必要性から、夜間に授業が開講されている成蹊大学法科大学院で学ぼうと考えました。 授業では主に会社法、民事手続法に強くなることを念頭に置いて学修しました。

さらに、講義ではM&Aなど企業間で提携を結ぶ際にどのような法的問題があるのかという内容とともに、これにはリスクが伴うのかという考察も議論によって進めていきます。 民法、会社法については、信託銀行での業務に必要な知識として把握しているつもりでしたが、それら実体法を実現する手続法を学ぶことで「法律をいかに使うか」という理解が深まりました。

また夜間の授業には、さまざまな業界に勤める社会人が集まっており、私から見ればお客様にあたる方との意見交換が活発に行えたため、法律をとらえる視野も広がったと思っています。金融ビジネスは法律との密接なつながりで成り立っています。 深めた法的知識と、お客様の視点から考える幅広い視野を活かし、より愛される信託銀行となるよう頑張っていきたいと考えています。


熱心な先生と少人数制だからこその熱い議論が法曹としての力の源になっています。

大川 晋嗣
2000年 3月 成蹊大学 法学部法律学科 卒業
2004年 4月 成蹊大学法科大学院 既修者コース 入学
2006年 3月 成蹊大学法科大学院 修了
2006年 9月 司法試験合格
2007年12月 検事任官
東京地方検察庁検事 (2013年3月現在)

私は、小学生の頃に見た汚職事件報道で検事に憧れ、検事になりたいという夢を叶えるために成蹊大学法科大学院に入学しました。 成蹊大学は、少人数制授業であり、非常に教育熱心な先生が多数在籍していますから、授業は先生方と熱い議論になることが多く、私は、議論に備え、どうすれば相手を説得できるかを常に模索し、説得の武器となる知識を深める努力をしました。

また、院生同士の議論に先生も加わり、法廷さながらの論戦へ発展することもあり、そのような議論を通じてこそ、いろいろな価値や利益に配慮したバランスのよい結論にたどり着くことができることや、議論を深めるためには、相手の意見に耳を傾け、 その正しいところは認めるというフェアな姿勢が求められることを学びました。このように、一方的な授業ではなく、先生が院生と真剣に向き合い議論を交わしてくださる双方向の授業、これが成蹊大学で学ぶ価値であり、魅力です。

私は、現在、検察官として法治国家の根幹を支える重責を担う仕事をしていますが、その責務を全うするには、被害者の声のみならず被疑者・被告人の言い分にも真摯に耳を傾け、十分に証拠を収集し、冷静に事実認定をするというフェアな姿勢で取り組まなければなりません。 事件に取り組むたびに、先生との議論の中で培われた、相手の主張をよく聞き、多角的な視点で再検討する力が活かされていると実感しています。


成蹊大学法科大学院ならではの充実した学修が、
顧問弁護士として多くの企業を支える土台となっています。

梶谷 陽
2002年 3月 学習院大学 法学部法学科 卒業
2006年 4月 成蹊大学法科大学院 既修者コース 入学
2008年 3月 成蹊大学法科大学院 修了
2008年 9月 司法試験合格
2010年12月 梶谷綜合法律事務所 勤務
弁護士・梶谷綜合法律事務所 (2013年3月現在)

社会人経験のなかった私にとって、成蹊大学法科大学院での学修はとても恵まれた日々であったと感じています。第一に、仲間に恵まれました。 法科大学院には私のような学生のほか、現役社会人の学生が数多く在籍しています。 働きながら学ぶ学生と接することで、企業におけるコンプライアンス意識の高まりなど、近時の社会の変化を垣間見る情報交換を行うことができ、法律を通して企業での視点を把握する契機となりました。 このことは、顧問弁護士として手がける現在の業務に結び付いています。

第二に、極めて贅沢かつ実践的な学修体制です。例えば模擬裁判の授業では、原告代理人・被告代理人・裁判官の役を各3名ほどの学生で担当したのですが、そこに弁護士の先生が10名もついて指導してくださいました。 そこでは、自分たちで訴状から判決書までを一から作成するという、非常に実践性の高い経験を積むことができました。

今私は、企業間の訴訟をはじめ、企業法務全般を担う弁護士として活動していますが、こうした濃密で具体的な学修によって培った経験が、顧客の社会的信用を支える弁護士としての揺るぎない基礎となっています。


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