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成蹊大学と東京女子大学の学生が中心となって作った吉祥寺と西荻窪の魅力が詰まった『まちあるき手帖』が完成!

2024年02月15日

PICK UP!

成蹊大学と東京女子大学の学生が中心となって作った吉祥寺と西荻窪の魅力が詰まった『まちあるき手帖』が完成しました!

このプロジェクトは、杉並区の「中央線あるあるプロジェクト実行委員会」と武蔵野市の「武蔵野市観光機構」が連携し実施する事業で、杉並区・武蔵野市に通う大学生が中心となって、地域の魅力を発信するプロジェクトです。


今回は成蹊大学からこのプロジェクトに参加された3名の学生にお話をうかがいました!


KAEDEさん (文学部英語英米文学科3年)
NANOさん  (経営学部総合経営学科2年)
あゆみさん  (法学部法律学科2年)
(※お名前は『まちあるき手帖』の表記に統一しています。学年は2024年2月取材時。)

KAEDEさん

NANOさん

あゆみさん

Q:プロジェクトに参加されることになったきっかけを教えてください。

NANOさん:私は成蹊大学ボランティア支援センター学生スタッフ、Seiviorに所属しているのですが、ボランティア支援センターの方のお話を聞いて興味を持ちました。私は、吉祥寺に通学していますが、すぐ隣の西荻窪のこと、そして普段通っている吉祥寺のこともあまりよく知らなかったので、今回の企画を通して自分が通っている地域についてもっとよく知りたいと思い、参加を決めました。


KAEDEさん:私もSeiviorに所属していて、ボランティア支援センターの方のお話を聞いて企画の内容がおもしろそうだったので参加を決めました。私はこれまでに他大学の学生と交流する経験があまりなかったのですが、今回は東京女子大学の学生とも一緒に活動できることを知り、参加してみたいと思いました。


あゆみさん:ボランティア支援センターから私が所属するボランティア団体Uni.に紹介してもらいました。私は 1 年生の時にあまりUni.の活動に参加できていなかったこともあって何かできる活動はないかな、と探していたところだったので、ちょうどよい機会だと思って参加してみました。

Q:具体的にはどのような活動をされたのでしょうか。

KAEDEさん:企画自体は2023年の夏頃にスタートしました。メンバーでミーティングを重ねながら今回作る『まちあるき手帖』のテーマを決めて、全員で1日ずつかけて吉祥寺と西荻窪の街を回りました。


NANOさん:話し合いの結果、吉祥寺と西荻窪、それぞれの街の「ここにしかない特別な出会い」をテーマにして、取材するお店を選んでいきました。


あゆみさん:特定の年代をターゲットにするのではなく、子供からお年寄りまで幅広い年齢層の方に手に取ってもらえることも意識しました。メンバーは自分が担当するお店を取材してお店の方にインタビューをして記事を書きました。

Q:取材されたお店について教えていただけますか。

あゆみさん:私は吉祥寺の中道通りにある「緑のゆび」という絵本や児童文学の専門店を取材しました。以前からお店の前を通りがかったことはあり、いつも多くのお客さんでにぎわっているな、と気になっていたのでこのお店を選びました。取材ではお店をオープンされた経緯や絵本や商品へのこだわりなど詳しく教えていただいたのですが、売上だけに重点を置いているわけではなく、子供たちに読んでほしいと思う本をセレクトされている、というお話を聞いて店主さんの絵本に対する愛情が伝わってきました。吉祥寺はファミリー層も多いところなので、多くの人たちにこちらお店の魅力を伝えられることを意識しながら記事を書きました。


NANOさん:私は西荻窪にある「あめつち」という雑貨屋さんを取材しました。店主さんが厳選されたこだわりの品々が販売されているユニークなお店です。バッグ、衣類、置物、お香、ナッツ、ドライフルーツ、はちみつなど様々な商品が店頭に並んでいて、店主さんが一点一点詳しく解説してくださいました。「イチオシの商品何ですか?」と聞いたところ「全部です!」と回答され、店主さんのこだわりや商品に対する思いを感じました。


KAEDEさん:私は吉祥寺の中道通りにある「Paper Message」という紙製品の専門店を取材しました。四国にある工場で作られたオリジナルデザインの商品など様々な種類の紙製品が販売されていて、ここでしか置いていないものも多く、お店の雰囲気もとても素敵でした。吉祥寺をイメージしたオリジナル商品もあり、今回の企画にぴったりだと思いました。

Q:今回の企画で大変だったことはありますか?

KAEDEさん:一番大変だったのはお店選びです。吉祥寺も西荻窪も様々なジャンルの飲食店、カフェ、雑貨屋さんがあって、どこも素敵なお店だったので、そこから取材するお店を選ぶのにとても苦労しました。


あゆみさん:あらかじめ質問を用意して取材に臨んだのですが、初めての取材ということで緊張してしまい、インタビューがなかなかスムーズにできませんでした。取材が終わった後で、もう少し深く掘り下げてみたらよかったかな、と反省した点もあります。


NANOさん:今回は夏休み中に街歩きをしたのですが、暑いなか1日かけて吉祥寺、西荻窪それぞれの街を回ったので、暑さ対策が大変でした!
取材でお店の方にインタビューしたり、記事を書いたり、私たちにとって慣れない作業の連続で大変なことも多かったのですが、今回の企画では、武蔵野市と杉並区、そして制作会社のJTBコミュニケーションデザインの方々がサポートしてくださったおかげで、お店への取材も記事作成もスムーズに行うことができました。

Q:今回の取材を通じて、吉祥寺や西荻窪の街の印象は変わりましたか?

KAEDEさん:私は3年生で、吉祥寺のことはある程度知っていたつもりだったのですが、今回取材してみて、これまで行ったことがなかったお店や新しくできたお店が数多くあったことが大きな発見でした。最近は、これまであまり興味がなかったジャンルのお店にも積極的に足を運んで新規開拓しています。


NANOさん:私は西荻窪にはほとんど行ったことがなく、取材前は、西荻窪には少しハードルが高くて学生には入りにくいお店が多いのかな、という印象を持っていたのですが、今回の取材を通して、学生でも楽しめる魅力的なお店が数多くあることを知ることができました。取材したお店の方も、もっと学生に来てほしい、とお話されていたので、私たち学生が街の魅力を発信することで若い世代の人たちにもっと足を運んでもらえたらいいなと思っています。私も、今回の取材で西荻窪に少し詳しくなったので、たまに一人で西荻窪に立ち寄って、パンを買ったり、雑貨屋を巡ったりしています。そうやって一人でのんびり街歩きを楽しめるところも西荻窪の魅力だと思います。


あゆみさん:私は、吉祥寺と西荻窪には、おしゃれなお店が多くて似たような雰囲気だと思っていたのですが、今回2つの街を回ってみて、すぐ隣なのに、吉祥寺と西荻窪とでは、お店の様子や訪れる人の年齢層に違いがあることに気が付きました。吉祥寺は、大きな公園やデパートが多くあったりと、子供からお年寄りまで幅広い年齢層の方が楽しめる街で、西荻窪は、店主さんのこだわりが詰まった個性的なお店が多いと思いました。路地裏にあってよく見ないと素通りしてしまいそうなお店もあって、最初は入るのに緊張したのですが、お店に入るととてもフレンドリーな店主さんが笑顔で出迎えてくださり、大学生でも楽しめるお店が多いな、と思いました。

Q:『まちあるき手帖』をどういう人に手に取ってもらいたいですか?

KAEDEさん:『まちあるき手帖』は、その街の大学に通う学生の視点で作られているので、特に春から吉祥寺や西荻窪で新しい生活を始められる人たちにぜひ利用してほしいと思います。また、吉祥寺や西荻窪在住の方や、通勤通学で普段からいらっしゃっている方でもきっと新しいお店を発見してもらえると思います!


NANOさん:吉祥寺や西荻窪は、休日にはショッピングや家族やお友達と過ごす方でにぎわっているので、様々な方に『まちあるき手帖』を手に取ってほしいと思っています。


あゆみさん:お店の紹介記事はもちろん、デザインやイラストについてもデザイナーさんたちと打合せを重ねて、メンバーでアイデアを出し合いながら制作を進めました。『まちあるき手帖』は、吉祥寺や西荻窪に住んでいる方から、初めて街を訪れる観光客にも分かりやすく、それぞれの街の魅力がぎゅっと詰まっているので、ぜひ多くの方に手に街歩きのお供にしてほしいです!


KAEDEさん:今回の企画を通じて吉祥寺や西荻窪を回って取材していく中で、多くの発見がありました。これからもこのような企画があったらぜひ多くの成蹊大学生に参加してほしいと思います!

KAEDEさん、NANOさん、あゆみさん、ありがとうございました!

『まちあるき手帖』は、ボランティア支援センター(学園本館1階)で配布しています。その他に、掲載された店舗やJR荻窪駅・西荻窪駅・吉祥寺駅(アトレ内)のパンフレットラックでも配布されています。ぜひ手に取ってみてください!

ぼくもこれ持って街歩きしたいな~。(ピーチくん)