学科・大学院
齋藤 洋司
エレクトロニクスを通して
安心・安全な社会実現に貢献
三浦 正志
高性能材料創製から
電力・エネルギー応用まで
"超伝導"は液体窒素などの冷媒で冷やすだけで電気抵抗が完全にゼロになるため、送電ロスなく送れることが出来ます。また、超伝導は大電流を流すことが可能なため強力な電磁石を作ることが出来るため、超伝導でしか実現しないエネルギー応用(電力貯蔵装置)や医療応用(MRI・最新がん治療である重粒子線)に用いられています。
研究室では、安価な液体窒素下で使える超伝導磁石実現に向け、磁場に強い様々な超伝導材料の開発を行っています。具体的には、ナノサイズの材料組織を制御することで世界最高の磁場特性を示す超伝導材料の作製に成功しています。これらの成果は、数多くの特許・受賞・Nature姉妹論文掲載など注目されています。 皆さんも一緒に超伝導や熱電材料等の電気電子材料のナノ組織を人工的に制御し、機能を最大限に引き出し、これまでにない新しいエネルギー・医療応用に貢献する研究開発に取り組んでみませんか。
村上 朝之
プラズマ科学と
エネルギーシステムのデザイン
原子・分子レベルの小さな世界を扱うプラズマ科学および街規模の社会構造を扱うエネルギー科学に関するモデリング・シミュレーションを行います。 【プラズマ理工学】 空気中や液体中で生成する放電プラズマの性質には未だ明らかになっていない点が多くあります。従来の枠を超えた生物・医療・環境衛生領域への応用を念頭に置き、プラズマの物理・化学・電気・流体的特徴を解明するモデリング・数値シミュレーションに挑戦します。 【エネルギー科学】 次世代テクノロジーの普及によって日本の電力ネットワークはどのように変化するのでしょうか。発電・送電・配電の技術、政策・施策、実社会の経済的・社会心理的側面をモデル化し、自然科学と社会科学を融合した至近未来シミュレーションに挑戦します。