学科・大学院
岩本 宏之
音と振動をスマートに制御する
機械システムの価値を損なう振動・騒音現象を解明し、その物理特性に特化した新しい制御法を提案しています。また、スピーカアレイによる局所音場の生成などの音響利用技術にも取り組んでいます
小川 隆申
流体現象を解明し、環境問題に解決策を
身の回りにある水や空気の流れは自動車などの走行性能、流体機械の効率、居住空間の快適性や環境問題など様々な面で大きな影響を与えます。流体力学研究室ではこうした流れ現象をシミュレーションや実験、そして現象のモデル化によって明らかにし、その知見を基に課題解決方法の提案に取り組んでいます。
これまでにも例えば、高速列車の騒音問題やすれ違い時の風圧評価、飲料製造工程の高効率化、食品加工用バーナーの火炎均一化、IoT技術を用いた建物の環境モニタリング、武蔵野市域の環境調査や関連アプリ開発といった数多くの実問題に様々な企業や自治体と共同で研究開発を行ってきました。そして、研究室の学生が取り組んだ研究成果が実際の設計などに反映されています。
この分野の基礎となる流体力学の講義はオンライン教材を活用し、いつでもどこでも学べるようにしています。熱意ある皆さんが研究室の門を叩いてくれることを期待しています。
酒井 孝
新素材・製品をデザインする