成蹊大生の一日
ー 教員志望の理系学生編 ー
理工学部 4年
武蔵野大学高等学校出身
成蹊大学に進学した理由は、研究室や実験室などの施設が充実していること。さらに理工学部では、分野の垣根を越えた学びも経験した上で、本当に興味のある分野の研究に活かすことのできるのも理由の一つ。専門分野以外も学んだ後、好きな研究に没頭できる環境に魅力を感じました。入学後、教員免許状取得にあたり専門部署のサポート体制が整っていることにも、大変助けられました。
ある一日のスケジュール
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起床
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通学
自宅からバスと電車を交互に乗り継いで大学に通っています。1時間30分ほどの道のりですが、おしゃれな吉祥寺に位置することもあり、苦になることもなく楽しく通えています。
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理工学部の講義
さまざまな病気の解明や治療薬、最先端の医療について学ぶ講義では、貴重な研究段階の話を聞くこともできます。理工学部では「最先端」が学べるだけでなく、「こういう研究をしてみたい!」と、学生の興味を引く授業を展開される魅力的な先生方も多く、面白い授業に沢山出会えます。
理工学部の学び -
教職課程の授業
中学・高校の教員になるための授業では、教員役となり模擬授業を行います。板書案、指導案などを作成・改善したり、見やすいプリントの作り方などを教わったりと、教育実習や教員免許状取得に必要なスキルを身に付けていきます。
免許資格サポート -
研究室
未知の遺伝子やタンパク質の機能発見に取り組む「細胞分子デバイス研究室」に所属し、病気の発生原因の解明、治療薬の開発、再生医療への応用などを目指しています。私自身は先輩の研究を引き継ぐ形で、糖尿病の治療に関する研究を行っています。
ゼミ・研究室紹介 -
課外活動
高校の部活動がきっかけで入部した映画研究部では、100名ほどの部員それぞれが得意分野を活かしながら、年間10本程度の映画制作をしています。私は2年次の後半から監督を任され、主に授業が終わる夕方から打合せなどをし、長期休みに撮影を行っています。
学び
理工学部と教職課程の学びを両立入学当初より教員を目指し、理工学部と教職課程の両立に励んできました。研究に打ち込む中で、大学院に進み研究者となる道も考えましたが、やはり当初からの目標であった教員の道を選択。両立には大変な面もありますが、1年次からの計画的な履修に加え、先輩方の過去の指導案も閲覧可とするなど、「教職課程センター」の惜しみないサポートは大きいと感じます。また教職課程では理系・文系共通科目があり、そこで文系の学生との接点ができるのもワンキャンパスの良さだと思います。
学生生活
吉祥寺中道通り
小さなカフェや雑貨店などが軒を連ねる「吉祥寺中道通り」が、私のお気に入りです。研究を終えて大学を出るのは夕方ごろ。あまり遠くへは行けませんが、吉祥寺中道通りは大学から吉祥寺駅までの間にあるので、さっと立ち寄ることができる大好きな場所。おいしいコーヒーやケーキを味わうのも好きですが、通うたびに新しいお店を発見でき、歩いているだけでも面白いエリアだなと感じます。
New building 2024年秋、新棟完成
キャンパスの中心に
広大な
文理融合のコラボスペースが誕生
協力:株式会社竹中工務店