FACULTY GUIDE

文学部の学び

英語英米文学科
日本文学科
国際文化学科
現代社会学科

成蹊で学び、楽しみ、未来へ。

学びのキーワード

英語英米文学科

  • 英語学
  • 社会言語学
  • 英語教育
  • 音声学
  • 精神分析
  • ジェンダー
  • 人種
  • 舞台芸術
  • アメリカ文学
  • イギリス文学
  • 英語圏文化
  • 語用論
  • 通訳・翻訳学

日本文学科

  • 古典文学
  • 近現代文学
  • 日本語学
  • 日本文化
  • 物語と絵画
  • 日本民俗学
  • 書誌学
  • レトリック

国際文化学科

  • 国際関係
  • 歴史・文化
  • 宗教
  • 平和
  • 異文化理解
  • 文化人類学
  • 移民・難民
  • ジェンダー

現代社会学科

  • 社会学
  • メディア研究
  • 家族
  • 社会心理
  • 都市
  • コミュニティ
  • スポーツ
  • ジェンダー
  • 福祉
  • 社会階層
  • ジャーナリズム
  • マス・コミュニケーション
  • ネットワーク社会
  • サブカルチャー
  • 社会調査

文学部の学びとは?

文学部で学ぶ学問は人文学と呼ばれます。学科ごとに研究の対象や方法論は異なりますが、目指すところは同じ。過去から現在までの多様な言語・文化・社会と、その担い手である人間について探究します。このような共通点があるために学科間の垣根が低く、他学科の専門科目を履修することで自分の問題関心を広げたり深めたりしやすいのも文学部の特徴です。人間を探究の中心に据える学部ですから、授業においても顔と名前が一致する双方向性の高い授業を重視。少人数によるゼミを1年次から設け、一人ひとりに合わせた丁寧な指導をおこないます。

Humanities

英語英米文学科

英語英米文学科では、英語を使って社会貢献できる人材の育成を重視しています。世界中のウェブサイトのうち、50%以上が英語で書かれ、2位以下の言語で書かれているものは5%前後だということも英語力の重要性を示しています。でも、英語力とは英語のテストで高得点を取ることだけではありません。ことばの意味を理解するには、そのことばが使われているコンテクスト、すなわち、状況や背景や文章の前後関係を把握することが大切になってきます。英語が使われている社会・文化・歴史・思想等を学ぶことで、英語を理解する力、英語を使って発信する力も伸びていきます。また、グローバル化する時代においては、異なる文化や社会に生きる人たちと協働する機会が増えています。そのためにも自分の言葉で直接英語でやり取りできることは、異なる文化や社会に生きる人たちと協力して物事を成し遂げていく上での力となります。

日本文学科

日本文学科では、日本文学作品や言語としての日本語を多様な視点から理解し、それについて考察・議論ができる力を高めていきます。より具体的には、対象を多面的に読み解いていく力、論理的に考える力、文章の背景にある文化・社会・時代についての理解、自らの学びや考えを他者にわかりやすく伝える表現力を身に付けます。
幅広い視点と論理性に支えられた自らの考えを文章や口頭で他者にわかりやすく伝えることができる、それが日本文学科の学生なのです。

国際文化学科

国際文化学科では、⺠族、宗教、地域、ジェンダーなど、さまざまなレベルで見られる異文化間関係を学びます。
ヨーロッパ、北米・南米、中東・北アフリカ、インド太平洋、オーストラリア、日本を含む東アジアなど、世界各地を広く見渡すことができます。
国際関係論、文化人類学、歴史学、地域文化研究などを専門とする教員の授業やゼミを通して、他の文化との比較、過去の文化との比較、国際社会の中での位置づけを、多角的な視点から学べるのが魅力です。

現代社会学科

現代社会学科では、社会学とメディア研究を柱として、発見する、分析する、表現する、街に出る、をキーワードに、社会の諸問題を学びます。扱う領域も、家族、スポーツ、教育、ジェンダー、格差、雑誌、インターネット、アイドル、観光など、多様です。実践科目も充実していて、アンケートやインタビューなどの調査方法を学び社会調査士資格が取得できる社会調査演習、ラジオ番組や映像作品を制作するメディア・リテラシー演習、武蔵野地域や吉祥寺の商店街・近隣農家・街づくり・福祉関連の試みなどを地域の人々と共に学んで発信するコミュニティ演習などがあります。

例えば…

人工知能が作る未来詳細

日本文学科

人工知能と言語理解

どうして人間には和歌の意味が分かるのでしょうか。AIの研究とともに、言語を理解することについての人文学からの探究も望まれ、文理融合的な視点も重要になるでしょう。

現代社会学科

予言の自己成就と自己破壊

人工知能が、将来の流行を予測した時、人々がその予測どおりに行動して、本当に流行が生まれる場合があります。逆に、人々が予測の結果から行動を控えた時は、全く流行しない場合もあります。社会心理学的にこれらを「予言の自己成就」「予言の自己破壊」と呼んでいます。

移民・難民問題詳細

英語英米文学科

グローバリゼーションと文学

資本、人、モノ、情報が国際的に流れるグローバリゼーションは、文学では労働者、旅行者、移民・難民となって故郷を離脱する人々、都市の中の外国人コミュニティとして現れ、そこから文化や社会の変容が見えてきます。

国際文化学科

移民の歴史と現在・未来

ダニエル・K・イノウエ国際空港―これは、ハワイ州にある空港の正式名称です。この名の由来は? この人物は誰? この問いに対する答えを探ると、日本からハワイへの日本人移民の歴史に行き着きます。その歴史は、今日の移民問題に対していかなる視座を提示してくれるのでしょうか。

ゼミの研究を見てみよう

成蹊大学の教育は「教員と学生が心と心でつながる」ことを理想としており、大学開学以来伝統的に行われてきたゼミナール指導教授制を発展させ、教員と学生の間に確かな信頼関係を築いています。

卒業論文・研究テーマ例

英語英米文学科

  • Vowels in Estuary English: A Comparison with Contemporary Received Pronunciation
  • グローバル人材育成と複言語主義の関連性について

日本文学科

  • 古代和歌における「夢」の展開
  • 『源氏物語』藤壺論
  • 『宇治拾遺物語』における「笑い」
  • 黄表紙に描かれた妖怪

国際文化学科

  • 平安時代の結婚
  • スポーツ選手からみる在日コリアンのアイデンティティ
  • 付加価値としてのハラールマーク
    ─日本社会におけるイスラームと食生活─

現代社会学科

  • 恋愛と結婚の社会学
  • スポーツのメディア表象に関する研究

英語英米文学科

  • 氷の精神分析─『アナと雪の女王』のクイア研究
  • 『夏の夜の夢』における自然と超自然

日本文学科

  • 芥川龍之介とキリスト教
  • 中原中也研究
  • 近代日本語の片仮名について
  • 命名論研究―ご当地キャラクターの名前の分析―

国際文化学科

  • アメリカ映画にみる「人種」表象の変遷
  • イギリスにおける女性君主像
    ─メアリーⅠ世とエリザベスⅠ世─

現代社会学科

  • 移行するファッションの発信地
  • 空き家問題の現状と活用における課題
  • 両親が離婚した子どもたち―結婚願望と理想の夫婦像

英語英米文学科

  • アメリカ合衆国におけるアファーマティヴ・アクションをめぐる論争に関する考察
    ─公正な権利の分配はいかに実現するか
  • SamuelJohnsonの『英語辞典』
    ─定義の分析とその後の辞書への継承─

日本文学科

  • 『源氏物語』空蝉論
  • 近代文学における感染症と医療-結核表象を中心に-
  • 広告の日本語表記の研究

国際文化学科

  • グアテマラ内戦とマヤ系先住民
    ─ジェノサイドはなぜ起こったのか─
  • 茶会文化の歴史と現在
    ─日・中・英比較の観点から─

現代社会学科

  • モー娘。論―(ポスト)TV時代のアイドル
  • アウトドアイベントとしてのロック・フェスティバル
    ―オーディエンスの変化から見るフェス文化の変容と流行―
  • メディアイベントとしての箱根駅伝

キーワードで見るゼミ

将来の方向性

文学部の業種別就職状況

2023年3月31日現在

主な就職先

  • 三井住友信託銀行
  • あいおいニッセイ同和損保
  • 三井住友海上火災保険
  • 鹿島建設
  • 三菱地所設計
  • 紀伊國屋書店
  • 三菱電機
  • 東芝
  • 三菱マテリアル
  • キリンホールディングス
  • 雪印メグミルク
  • ファンケル
  • 日本航空
  • 西武鉄道
  • カプコン
  • リクルート
  • 東京都特別区(Ⅰ類)
  • 武蔵野市役所

※就職先名は2023年4月1日現在です。

学部トピックス

Topics

  • 日本語教員養成コース

    外国人の日本語学習熱が高まる中、すでに実績のあった日本語教員養成課程をさらに強化して開設されたコースです。本コースでは、日本語を教える高いスキルを修 得するとともに、言語を通じて国内外の人・社会・文化への理解を深めます。

  • 芸術文化行政コース

    官民における芸術文化振興の担い手を育成することを目的として開設されたコースです。行政やNPOによる芸術文化振興の実務を学ぶとともに、芸術文化を通じてさまざまな人たちが共生できる社会を考えていきます。

1867年パリ万国博覧会とジャポニスム

近代小説の誕生:書簡体小説と「覗き見」趣味

学びの紹介

for More Information

心と心でつながる
成蹊の全ゼミ・研究室を紹介

Seminar and Laboratory

マルチな専門性を備えることが、
大きな強みになる
自分だけの学びをデザインしよう

数字で見る成蹊大学

University Data 学び編 数字で成蹊を知る
  • 教育・研究
    満足度

    77.6%

    卒業生調査(3・5・10年後アンケート)

  • 成蹊教養カリキュラム
    満足度

    86.8%

    卒業生満足度調査
    2022年度卒業生

  • ゼミ・研究室
    満足度

    92.2%

    卒業生満足度調査
    2022年度卒業生

  • 所属学科
    授業満足度

    77.3%

    大学IRコンソーシアム学生調査
    2022年度上級生(3年生)調査

  • 入学後、身に付いた
    一般的な教養

    92.0%

    卒業生満足度調査
    2022年度卒業生

  • 入学後、身に付いた
    分析力や問題解決能力

    90.7%

    卒業生満足度調査
    2022年度卒業生

  • 入学後、身に付いた
    専門分野の知識

    92.6%

    卒業生満足度調査
    2022年度卒業生

  • 入学後、身に付いた
    批判的に考える能力

    80.8%

    卒業生満足度調査
    2022年度卒業生

  • 入学後、身に付いた
    コンピュータの
    操作能力

    82.9%

    卒業生満足度調査
    2022年度卒業生