5年生こみち科の授業でマーマレード作りと天然酵母のパン作りを行いました
成蹊小学校こみち科の授業では、自分たちで種をまいて育てた野菜やキャンパス内で収穫した果実などを調理し、食べて味わうことを通して「食」についての学びを深めます。
6月、5年生がこみち科の授業で、キャンパスに実った夏みかんを使ったマーマレード作りとその夏みかんの酵母を使ったパン作りを行いました。
殆どの児童がマーマレードもパンもゼロから作るのは初めての体験。
マーマレード作りでは、皮の白いワタを丁寧にスプーンでそぎ、皮を1~2mm幅に切り…各班、細かい作業に熱心に取り組んでいました。とろみの元となるペクチンが含まれている種やワタの部分も一緒に煮込み、夏みかんを丸ごと使ったマーマレードが完成しました。
パン作りは生地を作るところからスタート!材料を合わせてこねて…発酵させた生地の膨らみぐらいに感嘆の声が上がりました。一次発酵させた生地を16等分にして丸める作業には苦戦する姿も見られましたが、各班丸めた生地を二次発酵させ、いざオーブンへ!香ばしい匂いが部屋いっぱいに広がりました。
焼き上がるまでの間、今回のパン作りに使用した夏みかんの酵母作りについても学びました。酵母は蓋つきの瓶を使って行われ、完成後に蓋を開けるとシュワシュワという酵母の音が。酵母が生きているということを実感できた瞬間でした。
焼き立てにマーマレードをつけていただく手づくり天然酵母のパンは、格別の味でした。








