専科制
音楽・美術・体育・英語・読書は1年生から、理科は3年生から、漢字は5年生から、高い専門性を持つ教員が指導を行う専科制を取り入れています。低学年のうちから質の高い授業を行い、一人ひとりの個性と学力を伸ばしていきます。
- ※読書は1~4年生まで専科制です。
教育内容
学ぶ喜びを知り、学ぶ姿勢を養う
成蹊小学校では、子どもたちが学ぶ喜びを知り、自ら学ぼうとする姿勢を育むさまざまな環境を整えています。子どもたちの興味や関心を引き立てる授業、オリジナリティーあふれる教育制度、これからの社会を見据えた新しい取り組みなどを通じて、子どもたちの個性を伸ばし、学ぶ力を自然と育んでいきます。
5・6年生では、国語・社会・算数・こみち科の4教科を4人の学級担任がそれぞれ特定の教科を受け持つ教科担任制を取り入れています。学年内の全クラスにわたって教員がそれぞれの専門分野を生かした教科を教えるため、より充実した専門性の高い授業を行うことができます。
音楽・美術・体育・英語・読書は1年生から、理科は3年生から、漢字は5年生から、高い専門性を持つ教員が指導を行う専科制を取り入れています。低学年のうちから質の高い授業を行い、一人ひとりの個性と学力を伸ばしていきます。
これからの社会を見据え、ICT教育を積極的に行っています。3年生以上は一人につき一台のタブレットを導入し、 普段の授業や生活の場面で活用しています。 さらに、 こみち科の授業ではパソコンで文章をつづり、 インターネットで情報検索します。 各教科においてもタブレットで学習内容をまとめ、 プレゼンテーションを行うなど将来につながる基礎技術の習得に励んでいます。
1~3年生までは28人4クラス体制、4年生からは各クラスにそれぞれ国際学級の生徒が4人加わり、32人4クラス体制となります。ゆとりある学級編成のため、教員は一人ひとりの成長に目が行き渡りやすく、子どもたちが持つ個性にしっかりと向き合い、伸ばしていくことができます。
「教育を研究する、教育を創造する」という考えのもと、各教科の教員がオリジナルの教材を作成し、子どもたちの興味や関心を引く独自性のある授業を行っています。既製の教科書の内容を超えて、子どもたちの成長にとって価値のあるものを見つける姿勢を大切にしています。
英語の授業では、成蹊大学の学生がTAとして授業をサポートする制度を取り入れています。教員以外のお姉さん、お兄さんと触れ合い、交流しながら授業を受けることで、子どもたちの学習効果をより一層高めるとともに、コミュニケーション能力を向上させる場にもなっています。
すべての学びの支えとなる読む力を伸ばすことで、想像力や論理的に考える力が身につきます。そこで、週1時間行う1~4年生の読書の授業では、読み聞かせやストーリーテリングを楽しむ「耳からの読書」を入り口に一人読みに慣れ親しみ、読書の習慣を身につけていきます。また、「読む」だけではなく、それを「伝える」ための活動も4年間を通して行います。読書によって得た喜びや知識を伝え合い、分かち合う経験は、多様な価値観を知り、他者を理解していくことへつながると考えています。
「本物に触れる」教育を大切にし、体験型の授業を多く取り入れています。一つの出来事について向き合い、なぜそうなるのか仮説を立て、実際に確かめる実験を行う理科の授業など、子どもたちが五感を生かして自発的に活動できる場を用意し、自ら学ぼうとする力を育んでいます。