教育内容

教育内容

教科活動

教科活動

特徴的なプログラム

国語

物事を多面的に捉え、追求し
すべての学びの基礎となる
言葉の力と考える力を育てる

考える力を重視した授業を行い、物事を多面的に捉えようとする思考や、考え続ける姿勢を育んでいます。文法的学習内容をまとめた「こみちのこくご」、成蹊の子どもたちに読ませたい教材をまとめた「成蹊国語」(6年時に使用)などの独自教材を活用しながら、教材への理解をより深め、文学の世界を広げる活動をしています。また、自学自修の拠点となる図書室の活用方法を学び、高学年での探究型学習に備える取り組みも行っています。

社会

本物に触れ、多くの人と出会い
さまざまな実体験を通して
社会的な考え方・表現力を育てる

フィールドワーク、資料の読み取り、調査結果のまとめ。これら3点を重視した授業を行っています。身近な地域や社会科見学先で調査を行い、人との出会いから新たな発見をしたり、地図や写真、統計資料をもとに活発に意見交換をしたり。そのようなプロセスを経て、調査結果や考えをまとめる力まで養っていきます。完成した作品は、多数のコンクールで高評価を得ています。

算数

考えることを楽しむ
独自の授業を通して
数学的な思考力・表現力を養う

子どもたちが考えることを楽しめる工夫をこらし、数学的な思考力・表現力を育む授業を行っています。難易度の高い問題にも挑戦させ、解決できた時の喜びや達成感を味わえるようにしています。独自の教材「こみちの算数」を活用したり、自分の考えを発表する時間や友だちと対話する時間を設けたりすることで、新たな問いを生み出せる環境づくりにも力を注いでいます。

英語

コミュニケーションを
積極的に取ろうとする姿勢と
多様な場面で生きる英語力を養う

グループ英会話やスキット、プレゼンテーションを積極的に取り入れ、英語を「使う」機会を大切にしています。高学年ではCLIL(内容言語統合型学習)を意識しながら、英語で他教科の内容に触れることも。英語の発音や単語、表現をのびのびと学びながらコミュニケーション力を高め、将来、子どもたちが多様な場面で英語を使いこなすための土台を築いていきます。

理科

実物を見ての教育を取り入れ
五感を生かしながら
自発的に学び続ける力を育む

自然との接触を通した学習、製作を目的とした学習、実践的・探究的態度を育てていく学習。これら3つの基本方針を重視した授業を行っています。領域を植物・栽培・動物・飼育・物理・製作・地質・気象・天文・化学に分け、各領域の柱をもとに授業内容を構成。実物教育を積極的に取り入れ、子どもたちが五感を生かし、自発的に考え、活動できる場を提供しています。

音楽

さまざまな音に触れ
豊かな感性と表現力を育み
友だちとの心の輪をつなぐ

音楽の時間は、子どもたちが音を通じて友だちとつながる時間です。1年生は、内的な感受の力を身につけ、主に音を聴く活動を行い、お互いの音や音楽を認め合う姿勢を育みます。ドラムサークル、リコーダー、お箏、サンバなど、世界中の楽器や音楽を体験し、表現する楽しさを学び、心の輪をつないでいきます。毎年12月には、その年の集大成となる全校音楽会を開催しています。

美術

自分の心の動きを見つめ
何を感じどう表現したいかを考え
豊かでたくましい表現力を育む

自由な表現は、子どもたちが自分の心の動きを見つめることから始まります。何を感じ、どう表現したいかを考えることで、作品は創られていきます。低学年は、色彩の学習、造形遊び、工作、絵画など、心が自然と動き出す活動をしています。中学年は、専門的な陶芸や木材を使った工作で、表現の幅を広げる活動を行い、高学年になると、心を見つめ、深い表現を目指す活動によって心の成長を表現していきます。

体育

健康なからだと
たくましく生きる力を養い
未来を生き抜く力を育んでいく

教材の大切なポイントや到達目標をその都度明確にすることで、子どもたちがそれぞれ目標を掲げ、達成感を味わうことができる指導を心がけています。それぞれの教材や活動がどのように健康やからだ作りにつながるかについても、保健の学習と関連させ、指導を行っています。より健康に、たくましく生きる力を育むことは、自然環境や人為的環境の両面において、変化の著しい現代社会を生き抜く力につながるはずです。